中古マンション相場の概況
2017年1月〜12月期のJR紀勢本線 (一身田駅~徳和駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は26.0 万円/㎡。中古マンション相場は1年前に比べて 2.3 万円増(+9.8 %)と堅調に推移。売買数は 20 件(1年前に比べて 13 件減(-39.4 %)と大幅に減少。)。
平均築年数は 13.5 年(昨年 15.3 年から -11.9 %減)。平均専有面積は 76.8 ㎡ (昨年 74.2 ㎡から +3.4 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 10 年以内の新しい物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。津駅は、昨年から 20 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは松阪駅で昨年に比べ -5.6 %、単価は 19.8 万円/㎡となった。
上位 1 駅(津駅)は -1.6 %(単価 -0.5 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(松阪駅)は -5.6 %(単価 -1.2 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2016年 15.3 年 → 2017年 13.5 年、-11.9 %と減少)
- 駅からの平均距離が減少(2016年 17.5 分 → 2017年 15.2 分、-13.2 %と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2016年 15.2 % → 2017年 20.0 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2016年 21.9 % → 2017年 25.0 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった津駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は30.2 万円/㎡。中古マンション相場は1年前に比べて 0.5 万円減(-1.6 %)と僅かに下落。売買数は 12 件(1年前に比べて 3 件減(-20.0 %)と大幅に減少。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった松阪駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は19.8 万円/㎡。中古マンション相場は1年前に比べて 1.2 万円減(-5.6 %)と弱含みに推移。売買数は 8 件(1年前に比べて 5 件減(-38.5 %)と大幅に減少。)。
JR紀勢本線 | 現状(2017) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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一身田駅 | - | 9.5万/㎡ (21.3年/55.0㎡) | - |
津駅 | 30.2万/㎡ (12.1年/75.4㎡) | 30.6万/㎡ (12.0年/76.0㎡) | 29.6万/㎡ (10.8年/76.3㎡) |
阿漕駅 | - | 9.5万/㎡ (18.4年/60.0㎡) | 11.6万/㎡ (23.5年/55.0㎡) |
高茶屋駅 | - | - | - |
松阪駅 | 19.8万/㎡ (15.6年/78.8㎡) | 20.9万/㎡ (16.8年/78.1㎡) | 20.4万/㎡ (15.4年/70.0㎡) |
徳和駅 | - | 11.5万/㎡ (24.5年/65.0㎡) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
津駅 30.2 万/㎡(昨年同期比 -1.6 %)
津駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は30.2 万円/㎡。中古マンション相場は1年前に比べて 0.5 万円減(-1.6 %)と僅かに下落。売買数は 12 件(1年前に比べて 3 件減(-20.0 %)と大幅に減少。)。
平均築年数は 12.1 年(昨年 12.0 年から +1.0 %増)。平均専有面積は 75.4 ㎡ (昨年 76.0 ㎡から -0.8 %減)。
価格上昇要因
- 築 6 年未満の築浅物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2016年 7.1 % → 2017年 8.3 %)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2016年 26.7 % → 2017年 25.0 %)
松阪駅 19.8 万/㎡(昨年同期比 -5.6 %)
松阪駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は19.8 万円/㎡。中古マンション相場は1年前に比べて 1.2 万円減(-5.6 %)と弱含みに推移。売買数は 8 件(1年前に比べて 5 件減(-38.5 %)と大幅に減少。)。
平均築年数は 15.6 年(昨年 16.8 年から -7.1 %減)。平均専有面積は 78.8 ㎡ (昨年 78.1 ㎡から +0.9 %増)。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2016年 7.7 % → 2017年 12.5 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2016年 23.1 % → 2017年 37.5 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示