この記事は不動産鑑定士の竹内英二氏、宅地建物取引士の岩野愛弓氏により監修されたものです
【監修者】
不動産鑑定士
不動産鑑定事務所かつ宅地建物取引業者である(株)グロープロフィットの代表取締役を務める。 不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士 、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士の資格を有する。 不動産に関する相談を多数受けている。 続きを読む...
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2022年7月〜12月期の四日市あすなろう鉄道内部線 (あすなろう四日市駅~内部駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は18.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -4.2%( -0.8万円/㎡)と小幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2021年)に比べて -57.1%( -4件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 25.9年(昨年 24.7年から +5.2 %増)。平均専有面積は 73.3 ㎡ (昨年 75.7 ㎡から -3.1 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。内部駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは内部駅で昨年に比べ +29.4 %、単価は 11.7 万円/㎡となった。
上位 1 駅(内部駅)は +29.4 %(単価 +2.7 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(追分駅)は -18.8 %(単価 -4.3 万円/㎡)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 8.1 分 → 2022年 13.7 分、+67.8 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2021年 85.7 % → 2022年 100.0 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった追分駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は18.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -18.8%( -4.3万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -66.7%( -2件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった内部駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は11.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +29.4%( +2.7万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
四日市あすなろう鉄道内部線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
あすなろう四日市駅 | 23.8万/㎡ (23.5年/80.0㎡) | - | - |
赤堀駅 | - | 31.8万/㎡ (16.8年/85.0㎡) | - |
日永駅 | - | 11.2万/㎡ (29.6年/75.0㎡) | - |
南日永駅 | - | - | - |
泊駅 | - | - | - |
追分駅 | 18.5万/㎡ (23.5年/65.0㎡) | 22.7万/㎡ (22.4年/73.3㎡) | 17.6万/㎡ (21.3年/85.0㎡) |
内部駅 | 11.7万/㎡ (30.8年/75.0㎡) | 9.1万/㎡ (29.5年/75.0㎡) | 9.8万/㎡ (28.8年/85.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
内部駅 11.7 万/㎡(昨年同期比 +29.4 %)
内部駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は11.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +29.4%( +2.7万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 30.8年(昨年 29.5年から +4.2 %増)。平均専有面積は 75.0 ㎡ (昨年 75.0 ㎡から +0.0 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2021年 29.0 分 → 2022年 26.0 分、-10.3 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 % → 2022年 100.0 %)
追分駅 18.5 万/㎡(昨年同期比 -18.8 %)
追分駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は18.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -18.8%( -4.3万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -66.7%( -2件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 23.5年(昨年 22.4年から +5.2 %増)。平均専有面積は 65.0 ㎡ (昨年 73.3 ㎡から -11.4 %減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 % → 2022年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示