中古マンション相場の概況
2021年10月〜12月期のJR関西本線 (桑名駅~河曲駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は26.6 万円/㎡。中古マンション相場は1年前に比べて 3.8 万円増(+16.5 %)と好調に推移。売買数は 8 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 20.1 年(昨年 23.1 年から -13.0 %減)。平均専有面積は 80.0 ㎡ (昨年 71.9 ㎡から +11.3 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。四日市駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは四日市駅で昨年に比べ +77.4 %、単価は 25.2 万円/㎡となった。
上位 1 駅(四日市駅)は +77.4 %(単価 +11.0 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(桑名駅)は +9.5 %(単価 +2.4 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2020年 23.1 年 → 2021年 20.1 年、-13.0 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 50.0 % → 2021年 37.5 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2020年 8.9 分 → 2021年 10.5 分、+18.3 %と増加)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった桑名駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は27.1 万円/㎡。中古マンション相場は1年前に比べて 2.4 万円増(+9.5 %)と堅調に推移。売買数は 6 件(1年前に比べて 1 件増(+20.0 %)と大幅に増加。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった四日市駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は25.2 万円/㎡。中古マンション相場は1年前に比べて 11.0 万円増(+77.4 %)と大幅に上昇。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
JR関西本線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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桑名駅 | 27.1万/㎡ (17.9年/84.2㎡) | 24.7万/㎡ (23.2年/81.0㎡) | 28.2万/㎡ (18.6年/76.2㎡) |
富田駅 | - | 30.7万/㎡ (8.8年/75.0㎡) | 17.3万/㎡ (22.8年/75.0㎡) |
四日市駅 | 25.2万/㎡ (26.8年/67.5㎡) | 14.2万/㎡ (30.3年/47.5㎡) | 32.0万/㎡ (11.8年/50.0㎡) |
南四日市駅 | - | - | - |
河曲駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
四日市駅 25.2 万/㎡(昨年同期比 +77.4 %)
四日市駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は25.2 万円/㎡。中古マンション相場は1年前に比べて 11.0 万円増(+77.4 %)と大幅に上昇。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 26.8 年(昨年 30.3 年から -11.6 %減)。平均専有面積は 67.5 ㎡ (昨年 47.5 ㎡から +42.1 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2020年 30.3 年 → 2021年 26.8 年、-11.6 %と減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 11.0 分 → 2021年 6.5 分、-40.9 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 % → 2021年 100.0 %)
桑名駅 27.1 万/㎡(昨年同期比 +9.5 %)
桑名駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は27.1 万円/㎡。中古マンション相場は1年前に比べて 2.4 万円増(+9.5 %)と堅調に推移。売買数は 6 件(1年前に比べて 1 件増(+20.0 %)と大幅に増加。)。
平均築年数は 17.9 年(昨年 23.2 年から -22.6 %減)。平均専有面積は 84.2 ㎡ (昨年 81.0 ㎡から +3.9 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 23.2 年 → 2021年 17.9 年、-22.6 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 40.0 % → 2021年 16.7 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 9.4 分 → 2021年 11.8 分、+25.9 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示