中古マンション相場の概況
2021年1月〜12月期のJR関西本線 (桑名駅~河曲駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は27.0 万円/㎡。中古マンション相場は1年前に比べて 4.9 万円増(+22.2 %)と大幅に上昇。売買数は 29 件(1年前に比べて 5 件減(-14.7 %)と不調に推移。)。
平均築年数は 20.8 年(昨年 24.8 年から -16.2 %減)。平均専有面積は 78.3 ㎡ (昨年 74.4 ㎡から +5.2 %増)。
近年の取引物件の特徴は、専有面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全体的に上昇基調。桑名駅、富田駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは富田駅で昨年に比べ +31.9 %、単価は 38.8 万円/㎡となった。
上位 1 駅(富田駅)は +31.9 %(単価 +9.4 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(四日市駅)は +10.1 %(単価 +2.1 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2020年 24.8 年 → 2021年 20.8 年、-16.2 %と減少)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 8.8 % → 2021年 17.2 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった富田駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は38.8 万円/㎡。中古マンション相場は1年前に比べて 9.4 万円増(+31.9 %)と大幅に上昇。売買数は 2 件(1年前に比べて 1 件減(-33.3 %)と大幅に減少。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった四日市駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は22.6 万円/㎡。中古マンション相場は1年前に比べて 2.1 万円増(+10.1 %)と好調に推移。売買数は 4 件(1年前に比べて 4 件減(-50.0 %)と大幅に減少。)。
JR関西本線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
桑名駅 | 28.7万/㎡ (19.7年/80.0㎡) | 22.0万/㎡ (25.0年/78.1㎡) | 25.0万/㎡ (22.3年/73.4㎡) |
富田駅 | 38.8万/㎡ (10.8年/87.5㎡) | 29.4万/㎡ (13.0年/78.3㎡) | 20.0万/㎡ (21.8年/76.7㎡) |
四日市駅 | 22.6万/㎡ (28.6年/68.8㎡) | 20.5万/㎡ (26.9年/62.5㎡) | 27.7万/㎡ (23.6年/65.0㎡) |
南四日市駅 | - | 18.0万/㎡ (31.1年/77.5㎡) | 15.0万/㎡ (30.5年/80.0㎡) |
河曲駅 | 5.7万/㎡ (26.3年/70.0㎡) | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
富田駅 38.8 万/㎡(昨年同期比 +31.9 %)
富田駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は38.8 万円/㎡。中古マンション相場は1年前に比べて 9.4 万円増(+31.9 %)と大幅に上昇。売買数は 2 件(1年前に比べて 1 件減(-33.3 %)と大幅に減少。)。
平均築年数は 10.8 年(昨年 13.0 年から -17.3 %減)。平均専有面積は 87.5 ㎡ (昨年 78.3 ㎡から +11.7 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2020年 13.0 年 → 2021年 10.8 年、-17.3 %と減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 5.7 分 → 2021年 1.0 分、-82.4 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 33.3 % → 2021年 100.0 %)
四日市駅 22.6 万/㎡(昨年同期比 +10.1 %)
四日市駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は22.6 万円/㎡。中古マンション相場は1年前に比べて 2.1 万円増(+10.1 %)と好調に推移。売買数は 4 件(1年前に比べて 4 件減(-50.0 %)と大幅に減少。)。
平均築年数は 28.6 年(昨年 26.9 年から +6.4 %増)。平均専有面積は 68.8 ㎡ (昨年 62.5 ㎡から +10.0 %増)。
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2020年 87.5 % → 2021年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示