三重県のマンション価格相場は 21.8万円/㎡ (坪単価 72.1万円/坪)でした。中古マンション相場は三重県における1,778件の取引価格(売却価格)により計算したもので、標準的なマンションの値段(坪単価、評価額)がいくらになるか目安を示すものです。
価格相場 21.8 万円/㎡ (72.1万円/坪)
・平均築年数 19.8 年
・平均駅距離 10.8 分
・平均専有面積 73.5 ㎡ (22.2 坪)
このページでは「三重県」の平均的な中古マンション価格の相場、売却相場を調べたり、駅距離、面積などを指定して中古マンション価格(値段、評価額)を即座に計算することができます。 過去の中古マンション価格相場(実勢価格、売却相場)の推移や、中古マンションの取引価格を確認することができます。 また、「公示地価」、「相続税評価額」の情報も提供しています。
中古マンション相場は、中古マンションを売る際の売却相場(売出価格)の一つの目安です。 売却を決める前に、いくらで売る(売出価格をいくらにする)のが妥当か調べてみましょう。
三重県 中古マンション価格相場
価格相場 21.8 万円/㎡ (72.1万円/坪)
・平均築年数 19.8 年
・平均駅距離 10.8 分
・平均専有面積 73.5 ㎡ (22.2 坪)
三重県のマンション価格相場は 21.8 万円/㎡ (坪単価 72.1 万/坪)、平米単価の中央値は 21.0 万円/㎡ (69.5 万/坪)でした。
2020 年における中古マンション等の単価は、2019 年における単価に比べ +2.3 %上昇 (+0.5 万円/㎡)して推移。
マンション相場および推移は、1,778件の国土交通省の取引価格(売却価格)データに基づいて算定。
三重県 中古マンション相場一覧
エリア | 平均価格 | 平均単価 | 件数 |
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津市 | 1,819 万円 | 24.4 万円/㎡ | 309 件 |
四日市市 | 1,653 万円 | 22.4 万円/㎡ | 592 件 |
伊勢市 | 2,118 万円 | 25.8 万円/㎡ | 30 件 |
松阪市 | 1,671 万円 | 21.3 万円/㎡ | 139 件 |
桑名市 | 1,759 万円 | 23.3 万円/㎡ | 329 件 |
鈴鹿市 | 1,133 万円 | 14.8 万円/㎡ | 335 件 |
三重郡 | 1,156 万円 | 16.5 万円/㎡ | 44 件 |
沿線・駅 | 平均価格 | 平均単価 | 件数 |
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JR | 1,805 万円 | 23.9 万円/㎡ | 598 件 |
・参宮線 | 2,087 万円 | 25.6 万円/㎡ | 15 件 |
・名松線 | 1,619 万円 | 20.5 万円/㎡ | 121 件 |
・紀勢本線 | 1,855 万円 | 24.2 万円/㎡ | 286 件 |
・関西本線 | 1,728 万円 | 23.3 万円/㎡ | 297 件 |
三岐鉄道 | 1,639 万円 | 21.5 万円/㎡ | 32 件 |
・三岐線 | 1,699 万円 | 22.1 万円/㎡ | 29 件 |
・北勢線 | 1,053 万円 | 15.0 万円/㎡ | 3 件 |
四日市あすなろう鉄道 | 1,043 万円 | 14.2 万円/㎡ | 55 件 |
・八王子線 | 828 万円 | 11.8 万円/㎡ | 4 件 |
・内部線 | 1,043 万円 | 14.2 万円/㎡ | 55 件 |
近鉄 | 1,653 万円 | 22.0 万円/㎡ | 1,612 件 |
・名古屋線 | 1,676 万円 | 22.5 万円/㎡ | 1,288 件 |
・大阪線 | 2,091 万円 | 27.7 万円/㎡ | 11 件 |
・山田線 | 1,766 万円 | 22.2 万円/㎡ | 165 件 |
・湯の山線 | 1,907 万円 | 25.5 万円/㎡ | 311 件 |
・鈴鹿線 | 1,238 万円 | 15.5 万円/㎡ | 115 件 |
・鳥羽線 | 324 万円 | 6.1 万円/㎡ | 15 件 |
その他 | 1,844 万円 | 24.8 万円/㎡ | 435 件 |
・伊勢鉄伊勢線 | 1,913 万円 | 25.8 万円/㎡ | 203 件 |
・養老鉄道 | 1,774 万円 | 23.7 万円/㎡ | 232 件 |
三重県の周辺環境
三重県は紀伊半島の東側に位置し、南北180キロ、東西108キロの細長い地形をしています。北部は中京工業地帯の一角を占め、名古屋市を中心とした中京圏に入りますが、桑名市を除いて話す言葉は関西風のアクセントで、伊賀地区のように近畿地方と交流が深い地域もあります。
北部は工業地帯、南部は農業、漁業地域
三重県の人口は181万人。県庁所在地は県央部にある人口28万人の津市ですが、最大の都市は県北部の四日市市で、人口31万人を数えます。このほか、鈴鹿市、松阪市、桑名市、伊勢市が10万人を超す人口を抱えています。地域は北勢、中勢、南勢、伊賀、東紀州の5地区に分かれ、北勢、中勢は商工業地域、南勢、東紀州は農業、漁業、伊賀は大阪のベッドタウンの色合いが強くなっています。伊勢神宮や志摩半島、熊野古道など有名観光地も多数、抱えています。
松阪牛、真珠など三重ブランドがいっぱい
江戸時代まで木曽川、長良川、揖斐川に橋がなく、名古屋方面との交流が盛んでありませんでした。このため、三重県の大部分は関西風のアクセントを持つ言葉が多くなったといわれています。ホンダ、シャープ、富士通、東芝など日本を代表する企業の工場が多く、工業製品出荷額は全国都道府県のベストテンに入るほか、水産物なら伊勢エビ、的矢ガキ、真珠、畜産物なら松阪牛、伊賀牛、農作物なら伊勢茶と数々のブランド品を持っています。日本で屋久島と並んで最も雨の多い地域に挙げられる東紀州は、古くからヒノキの産地として知られています。
温暖な気候、北部は交通網も充実
公共交通はJR東海、西日本と近鉄、伊賀鉄道、養老鉄道などが走っています。県北部の北勢、中勢は比較的、充実していますが、南部は本数の乏しいローカル列車が多く、自家用車の移動が中心です。気候は温暖で、冬でも山間部を除けば雪はあまり降りません。学校や幼稚園、保育所は十分な数があり、待機児童は存在しません。ただ、南部は人口減少と高齢化社会の進行が著しく、学校の統廃合など過疎地特有の問題が浮上しています。北部は四日市ぜんそくなど公害が発生するほど、環境が悪化した時代もありましたが、現在はかなり改善されています。