岐阜県のマンション価格相場(集合住宅・共同住宅)は 22.8万円/㎡ (坪単価 75.3万円/坪)でした。中古マンション相場は岐阜県における1,578件の取引価格(売却価格)により計算したもので、標準的なマンションの値段(坪単価、評価額)がいくらになるか目安を示すものです。
価格相場 22.8 万円/㎡ (75.3万円/坪)
・平均築年数 20.2 年
・平均駅距離 20.3 分
・平均専有面積 74.0 ㎡ (22.4 坪)
このページでは「岐阜県」の平均的な中古マンション価格(集合住宅・共同住宅)の相場、売却相場を調べたり、駅距離、面積などを指定して中古マンション価格(値段、評価額)を即座に計算することができます。 過去の中古マンション価格相場(実勢価格、売却相場)の推移や、中古マンションの取引価格を確認することができます。 また、「公示地価」、「相続税評価額」の情報も提供しています。
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記事監修:岩野 愛弓
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。
岐阜県 中古マンション価格相場(集合住宅・共同住宅)
価格相場 22.8 万円/㎡ (75.3万円/坪)
・平均築年数 20.2 年
・平均駅距離 20.3 分
・平均専有面積 74.0 ㎡ (22.4 坪)
岐阜県のマンション価格相場(集合住宅・共同住宅)は 22.8 万円/㎡ (坪単価 75.3 万/坪)、平米単価の中央値は 20.0 万円/㎡ (66.1 万/坪)でした。
2022 年における中古マンション等の単価は、2021 年における単価に比べ +25.1 %上昇 (+6.0 万円/㎡)して推移。
マンション相場および推移は、1,578件の国土交通省の取引価格(売却価格)データに基づいて算定。
岐阜県 中古マンション相場一覧
エリア | 平均価格 | 平均単価 | 件数 |
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岐阜市 | 1,828 万円 | 24.9 万円/㎡ | 994 件 |
大垣市 | 1,811 万円 | 23.6 万円/㎡ | 181 件 |
高山市 | 1,300 万円 | 27.7 万円/㎡ | 3 件 |
多治見市 | 1,630 万円 | 21.5 万円/㎡ | 109 件 |
関市 | 1,063 万円 | 13.0 万円/㎡ | 6 件 |
瑞浪市 | 1,700 万円 | 24.3 万円/㎡ | 2 件 |
美濃加茂市 | 255 万円 | 10.7 万円/㎡ | 2 件 |
土岐市 | 586 万円 | 17.2 万円/㎡ | 29 件 |
各務原市 | 1,195 万円 | 15.8 万円/㎡ | 249 件 |
可児市 | 1,150 万円 | 16.6 万円/㎡ | 2 件 |
羽島郡 | 400 万円 | 5.7 万円/㎡ | 1 件 |
沿線・駅 | 平均価格 | 平均単価 | 件数 |
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JR | 1,764 万円 | 23.8 万円/㎡ | 1,352 件 |
・中央本線 | 1,630 万円 | 21.5 万円/㎡ | 140 件 |
・太多線 | 1,630 万円 | 21.5 万円/㎡ | 111 件 |
・東海道本線 | 1,839 万円 | 24.8 万円/㎡ | 1,113 件 |
・高山本線 | 1,764 万円 | 24.1 万円/㎡ | 935 件 |
名鉄 | 1,317 万円 | 17.4 万円/㎡ | 218 件 |
・各務原線 | 1,313 万円 | 17.4 万円/㎡ | 190 件 |
・名古屋本線 | 2,522 万円 | 35.7 万円/㎡ | 17 件 |
・広見線 | 1,150 万円 | 16.6 万円/㎡ | 2 件 |
・犬山線 | 1,439 万円 | 18.9 万円/㎡ | 27 件 |
・竹鼻線 | 1,309 万円 | 16.7 万円/㎡ | 23 件 |
その他 | 1,811 万円 | 23.6 万円/㎡ | 188 件 |
・樽見鉄道樽見 | 1,811 万円 | 23.6 万円/㎡ | 181 件 |
・長良川鉄道越美南線 | 813 万円 | 12.4 万円/㎡ | 7 件 |
・養老鉄道 | 1,811 万円 | 23.6 万円/㎡ | 181 件 |
岐阜県の周辺環境
東海地方の岐阜県は日本の人口重心中央に位置する内陸県です。北部の飛騨地方は3,000メートル級の山々に囲まれた山岳地帯で、南部の美濃地方は濃尾平野が広がり、中京工業地帯の一角を占めています。
雨量が多く、北部は豪雪地帯
岐阜県は人口202万人。県都の岐阜市は人口41万人で、織田信長が天下布武を唱えた岐阜城の城下町です。他に人口16万人の大垣市、14万人の各務原市、11万人の多治見市が、人口10万人以上を擁しています。
県内は北へ行くほど標高が高く、高地気候になります。日本の屋根といわれる高山帯の西側に当たり、雨量が多いのも特色。年平均降水量も1,700ミリから2,500ミリと比較的多く、飛騨地方は冬の豪雪地帯です。
美濃地方は低い山に囲まれていることもあり、夏は暑くなりがち。東美濃の多治見市では最高気温が40度を上回ったこともあります。
名物は陶磁器や刀剣類、飛騨の肉牛
土岐市や多治見市で生産される陶磁器は美濃焼といわれ、名物になっています。中でも土岐市の陶磁器生産量は日本一。関市の刀剣類、各務原市の金属加工も地域を支える基幹産業です。かつての基幹産業だった繊維は衰退しつつあります。
県土の多くが山林であるため、林業が盛んで、ヒノキの産出量は国内有数。木工品など木材加工の業者もたくさんあります。農畜産物では高山市の肉牛、ホウレンソウ、トマト、垂井町のハチミツ、本巣市のカキが有名です。
南部は名古屋市のベッドタウン化
岐阜市内はかつて路面電車の街でしたが、2005年に廃止され、路線バスに切り替わりました。市内の交通は一気にマイカー時代となり、交通弱者に便利とはいえなくなっていますが、名古屋市方面への通勤、通学用にはJR、私鉄の路線が充実しています。
県南部は名古屋市のベッドタウンの色合いが強くなっており、日常の買い物でも名古屋市へ向かうケースが少なくありません。特に可児市や各務原市、岐阜市日野地区は人口増加が続き、宅地造成も活発です。
県北部は山が深く、公共交通も貧弱。人口減少の著しい地域が増えています。観光で活路を開こうとしていますが、高齢化も進んで厳しい状況です。