福井県のマンション価格相場は 18.3万円/㎡ (坪単価 60.4万円/坪)でした。中古マンション相場は福井県における530件の取引価格(売却価格)により計算したもので、標準的なマンションの値段(坪単価、評価額)がいくらになるか目安を示すものです。
価格相場 18.3 万円/㎡ (60.4万円/坪)
・平均築年数 21.1 年
・平均駅距離 16.6 分
・平均専有面積 59.6 ㎡ (18.0 坪)
このページでは「福井県」の平均的な中古マンション価格の相場、売却相場を調べたり、駅距離、面積などを指定して中古マンション価格(値段、評価額)を即座に計算することができます。 過去の中古マンション価格相場(実勢価格、売却相場)の推移や、中古マンションの取引価格を確認することができます。 また、「公示地価」、「相続税評価額」の情報も提供しています。
中古マンション相場は、中古マンションを売る際の売却相場(売出価格)の一つの目安です。 売却を決める前に、いくらで売る(売出価格をいくらにする)のが妥当か調べてみましょう。
福井県の周辺環境
北陸地方の福井県は西日本を代表する豪雪地帯です。地元に「越山若水」という言葉があるように、とても風光明媚な場所で、魅力ある観光地を多数抱えています。嶺南地方は西日本の原発銀座で、多くの発電所が建設されました。
県全域が西日本有数の豪雪地帯
福井県の人口は78万人。県庁所在地で人口27万人の福井市を中心とする旧越前国の嶺北地方と、旧若狭国と敦賀市から成る嶺南地方に分かれています。若狭湾には58の島がありますが、すべて無人島です。
県内全域が日本海側気候に属し、豪雪地帯になります。このうち、特別豪雪地帯に指定された大野市や勝山市などは全国屈指の積雪量で、年間降水量が多い年で3,000ミリ以上に達することもあります。1メートル以上の積雪となることも珍しくありません。
メガネや漆器など伝統産業が活発
古くから工業が盛んで、メガネや漆器、羽二重、和紙などが伝統産業になっています。中でも鯖江市のメガネは全国生産量の9割以上を占めています。楽器のハープ製造工場があるのも日本では福井県だけです。
嶺南地方には敦賀市や美浜町、高浜町などに15基の原子炉が設置され、原発関連が基幹産業になっています。
北陸新幹線の金沢-敦賀間が建設工事中で、敦賀以西は小浜市から京都市を通り、大阪市の新大阪駅へ向かうルートが決定されました。坂井市の東尋坊、敦賀市の気比松原など景勝地が多く、各自治体は観光振興に力を注いでいます。
商業沈滞の中、北陸新幹線延伸に期待
福井県内はJR西日本のほか、えちぜん鉄道や福井鉄道の路線が走っていますが、利便性が高いとはいいにくいのが実情です。冬は雪に閉ざされるとはいえ、マイカーが日常生活に欠かせません。
都市部には十分な学校、幼稚園、保育所があり、それなりの教育環境ですが、郡部は急速な人口減少で学校の統廃合が進んでいます。買い物は石川県や京都府へのストロー現象もあり、商店街などが疲弊して、少し不便な面も見えてきました。
ただ、2023年に北陸新幹線が県内に延伸する計画で、開発計画の動きも出始めています。