福井県の土地価格相場(地価)は坪単価 10.7万円/坪 (3.2万円/㎡)でした。土地相場は福井県における12,380件の取引価格(売却価格)により計算したもので、標準的な土地の値段(坪単価、評価額)がいくらになるか目安を示すものです。
価格相場 10.7 万円/坪 (3.2万円/㎡)
・平均駅距離 25.2 分
・平均土地面積 111 坪 (368 ㎡)
このページでは「福井県」の平均的な土地価格(地価)の相場、売却相場を調べたり、駅距離、面積などを指定して土地価格(値段、評価額)を即座に計算することができます。 過去の土地価格相場(実勢価格、売却相場)の推移や、土地の取引価格を確認することができます。 また、「公示地価」、「相続税評価額」の情報も提供しています。
土地の価格相場がいくらになるかすぐに計算したい場合は「土地価格(坪単価)計算」をご利用ください。 必要事項を入力すると、条件から簡単に土地の価格相場(売却相場)を計算することができます。
記事監修:岩野 愛弓
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。
福井県 土地価格相場(地価)
価格相場 10.7 万円/坪 (3.2万円/㎡)
・平均駅距離 25.2 分
・平均土地面積 111 坪 (368 ㎡)
福井県の土地価格相場(地価)は 10.7 万円/坪 (3.2 万/㎡)、坪単価の中央値は 10.1 万円/坪 (3.0 万/㎡)でした。
2022 年における宅地(土地)の坪単価は、2021 年における坪単価に比べ -10.0 %減少 (坪単価 -1.1 万円/坪)して推移。
土地相場および推移は、12,380件の国土交通省の取引価格(売却価格)データに基づいて算定。
福井県 土地相場一覧
エリア | 平均価格 | 平均単価 | 件数 |
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福井市 | 1,386 万円 | 15.1 万円/坪 | 5,015 件 |
敦賀市 | 1,040 万円 | 11.1 万円/坪 | 1,280 件 |
小浜市 | 913 万円 | 8.1 万円/坪 | 453 件 |
大野市 | 478 万円 | 4.0 万円/坪 | 305 件 |
勝山市 | 358 万円 | 3.3 万円/坪 | 173 件 |
鯖江市 | 1,159 万円 | 8.7 万円/坪 | 1,151 件 |
あわら市 | 547 万円 | 5.0 万円/坪 | 447 件 |
越前市 | 1,023 万円 | 8.6 万円/坪 | 1,296 件 |
坂井市 | 689 万円 | 7.3 万円/坪 | 1,269 件 |
吉田郡 | 873 万円 | 9.2 万円/坪 | 238 件 |
今立郡 | 298 万円 | 2.2 万円/坪 | 19 件 |
南条郡 | 329 万円 | 3.6 万円/坪 | 65 件 |
丹生郡 | 627 万円 | 5.6 万円/坪 | 160 件 |
三方郡 | 579 万円 | 5.0 万円/坪 | 139 件 |
大飯郡 | 712 万円 | 7.4 万円/坪 | 259 件 |
三方上中郡 | 423 万円 | 2.5 万円/坪 | 111 件 |
沿線・駅 | 平均価格 | 平均単価 | 件数 |
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JR | 1,041 万円 | 10.5 万円/坪 | 9,110 件 |
・北陸本線 | 1,121 万円 | 11.4 万円/坪 | 7,666 件 |
・小浜線 | 900 万円 | 9.1 万円/坪 | 2,238 件 |
・越美北線 | 1,300 万円 | 14.5 万円/坪 | 3,362 件 |
えちぜん鉄道 | 1,284 万円 | 14.5 万円/坪 | 4,740 件 |
・三国芦原線 | 1,226 万円 | 13.8 万円/坪 | 1,238 件 |
・勝山永平寺線 | 1,307 万円 | 14.7 万円/坪 | 3,527 件 |
その他 | 1,309 万円 | 13.7 万円/坪 | 4,390 件 |
・福井鉄道福武線 | 1,309 万円 | 13.7 万円/坪 | 4,390 件 |
福井県の周辺環境
北陸地方の福井県は西日本を代表する豪雪地帯です。地元に「越山若水」という言葉があるように、とても風光明媚な場所で、魅力ある観光地を多数抱えています。嶺南地方は西日本の原発銀座で、多くの発電所が建設されました。
県全域が西日本有数の豪雪地帯
福井県の人口は78万人。県庁所在地で人口27万人の福井市を中心とする旧越前国の嶺北地方と、旧若狭国と敦賀市から成る嶺南地方に分かれています。若狭湾には58の島がありますが、すべて無人島です。
県内全域が日本海側気候に属し、豪雪地帯になります。このうち、特別豪雪地帯に指定された大野市や勝山市などは全国屈指の積雪量で、年間降水量が多い年で3,000ミリ以上に達することもあります。1メートル以上の積雪となることも珍しくありません。
メガネや漆器など伝統産業が活発
古くから工業が盛んで、メガネや漆器、羽二重、和紙などが伝統産業になっています。中でも鯖江市のメガネは全国生産量の9割以上を占めています。楽器のハープ製造工場があるのも日本では福井県だけです。
嶺南地方には敦賀市や美浜町、高浜町などに15基の原子炉が設置され、原発関連が基幹産業になっています。
北陸新幹線の金沢-敦賀間が建設工事中で、敦賀以西は小浜市から京都市を通り、大阪市の新大阪駅へ向かうルートが決定されました。坂井市の東尋坊、敦賀市の気比松原など景勝地が多く、各自治体は観光振興に力を注いでいます。
商業沈滞の中、北陸新幹線延伸に期待
福井県内はJR西日本のほか、えちぜん鉄道や福井鉄道の路線が走っていますが、利便性が高いとはいいにくいのが実情です。冬は雪に閉ざされるとはいえ、マイカーが日常生活に欠かせません。
都市部には十分な学校、幼稚園、保育所があり、それなりの教育環境ですが、郡部は急速な人口減少で学校の統廃合が進んでいます。買い物は石川県や京都府へのストロー現象もあり、商店街などが疲弊して、少し不便な面も見えてきました。
ただ、2023年に北陸新幹線が県内に延伸する計画で、開発計画の動きも出始めています。