宮崎県のマンション価格相場は 19.2万円/㎡ (63.4万円/坪)でした。中古マンション相場は宮崎県における925件の取引データに基づき算定しています。
価格相場 19.2 万円/㎡ (63.4万円/坪)
・平均築年数 19.2 年
・平均駅距離 16.4 分
・平均専有面積 65.5 ㎡ (19.8 坪)
このページでは「宮崎県」の平均的な中古マンション価格の相場を調べたり、駅距離、面積などの条件を指定して想定取引価格(実勢価格・時価)を即座に計算することができます。 過去の中古マンション価格相場の推移や、参考取引データを確認することができます。 また、「公示地価」、「固定資産税評価額」の情報も提供しています。
宮崎県の周辺環境
宮崎県は九州の南東部に位置し、県木のフェニックスに代表される南国情緒で人気の土地です。1960年代には新婚旅行のメッカといわれ、温暖な気候から現在もプロ野球のキャンプ地として有名です。
日照時間が全国最高水準で、冬も温暖
宮崎県は人口110万人。県庁が置かれた人口40万人の宮崎市のほか、17万人の都城市、13万人の延岡市が中心都市ですが、県全体は1995年をピークに人口減少に陥っています。
日照時間、降水量とも全国で上位に入り、冬も温暖な気候です。平野部では雪が降ることは珍しくなっていますが、標高1,150メートルのえびの高原は九州でも指折りの寒冷地で、過去にマイナス20度という北海道並みの気温を記録したことがあります。
冬は乾いた西風が吹き、晴れの日が多くなります。このため、多くのプロ野球チームが春のキャンプを開いています。
畜産品は全国トップクラスの生産量
南国情緒を生かした観光に今も力を入れており、宮崎市にフェニックス・シーガイヤ・リゾートがオープンしていますが、海外旅行が身近になったうえ、沖縄に客足を奪われ、集客に苦労しています。
隣の鹿児島県と並ぶ九州きっての農業県で、乳牛、肉牛、豚、鶏は日本有数の生産量を誇っています。キュウリやダイコンも国内トップクラスの生産量で、ブロイラー、切り干しダイコン、日向夏は日本一の座を守っています。
林業では杉の生産地として知られ、漁業はマグロのはえ縄漁、ウルメイワシ漁が特に盛んです。
乳幼児医療費無料など子育て支援も充実
公共交通では、JR九州の5路線が県内を走っていますが、JR以外の鉄道運行事業者はありません。しかも、全区間が単線による運行で、JRの複線区間がないのは全国で宮崎県だけ。県民は主にマイカーで移動しています。
乳幼児の医療費が無料のほか、予防接種への助成なども充実し、民間シンクタンクが選んだ「いい子どもが育つ都道府県ランキング」では2位に入りました。宮崎市には育児相談や支援を受け持つ子育て支援センターが35カ所整備されています。豊かな自然と温暖な気候もあり、子育てには良い環境です。