熊本県のマンション価格相場(集合住宅・共同住宅)は 23.1万円/㎡ (坪単価 76.3万円/坪)でした。中古マンション相場は熊本県における2,893件の取引価格(売却価格)により計算したもので、標準的なマンションの値段(坪単価、評価額)がいくらになるか目安を示すものです。
価格相場 23.1 万円/㎡ (76.3万円/坪)
・平均築年数 22.1 年
・平均駅距離 17.2 分
・平均専有面積 65.3 ㎡ (19.8 坪)
このページでは「熊本県」の平均的な中古マンション価格(集合住宅・共同住宅)の相場、売却相場を調べたり、駅距離、面積などを指定して中古マンション価格(値段、評価額)を即座に計算することができます。 過去の中古マンション価格相場(実勢価格、売却相場)の推移や、中古マンションの取引価格を確認することができます。 また、「公示地価」、「相続税評価額」の情報も提供しています。
中古マンションの価格相場がいくらになるかすぐに計算したい場合は「中古マンション価格(坪単価)計算」をご利用ください。 必要事項を入力すると、条件から簡単に中古マンションの価格相場(売却相場)を計算することができます。
記事監修:岩野 愛弓
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。
熊本県 中古マンション価格相場(集合住宅・共同住宅)
価格相場 23.1 万円/㎡ (76.3万円/坪)
・平均築年数 22.1 年
・平均駅距離 17.2 分
・平均専有面積 65.3 ㎡ (19.8 坪)
熊本県のマンション価格相場(集合住宅・共同住宅)は 23.1 万円/㎡ (坪単価 76.3 万/坪)、平米単価の中央値は 21.3 万円/㎡ (70.5 万/坪)でした。
2022 年における中古マンション等の単価は、2021 年における単価に比べ +0.8 %上昇 (+0.2 万円/㎡)して推移。
マンション相場および推移は、2,893件の国土交通省の取引価格(売却価格)データに基づいて算定。
熊本県 中古マンション相場一覧
エリア | 平均価格 | 平均単価 | 件数 |
---|
熊本市 | 1,625 万円 | 23.1 万円/㎡ | 2,855 件 |
・中央区 | 1,661 万円 | 23.9 万円/㎡ | 1,970 件 |
・東区 | 1,411 万円 | 20.2 万円/㎡ | 442 件 |
・西区 | 1,634 万円 | 21.1 万円/㎡ | 286 件 |
・南区 | 1,865 万円 | 24.8 万円/㎡ | 69 件 |
・北区 | 1,644 万円 | 24.3 万円/㎡ | 88 件 |
八代市 | 1,039 万円 | 15.6 万円/㎡ | 38 件 |
沿線・駅 | 平均価格 | 平均単価 | 件数 |
---|
JR | 1,654 万円 | 23.4 万円/㎡ | 2,639 件 |
・肥薩線 | 1,039 万円 | 15.6 万円/㎡ | 38 件 |
・豊肥本線 | 1,682 万円 | 23.8 万円/㎡ | 2,244 件 |
・鹿児島本線 | 1,721 万円 | 24.1 万円/㎡ | 959 件 |
新幹線 | 1,915 万円 | 26.8 万円/㎡ | 564 件 |
・九州 | 1,915 万円 | 26.8 万円/㎡ | 564 件 |
熊本市電 | 1,715 万円 | 23.7 万円/㎡ | 903 件 |
・上熊本線 | 1,592 万円 | 21.8 万円/㎡ | 354 件 |
・健軍線 | 2,215 万円 | 30.3 万円/㎡ | 28 件 |
・幹線 | 1,427 万円 | 22.5 万円/㎡ | 21 件 |
・水前寺線 | 1,862 万円 | 25.4 万円/㎡ | 506 件 |
熊本電鉄 | 1,452 万円 | 20.7 万円/㎡ | 465 件 |
・菊池線 | 1,491 万円 | 20.8 万円/㎡ | 393 件 |
・藤崎線 | 1,184 万円 | 19.4 万円/㎡ | 87 件 |
その他 | 1,039 万円 | 15.6 万円/㎡ | 38 件 |
・肥薩おれんじ鉄道線 | 1,039 万円 | 15.6 万円/㎡ | 38 件 |
熊本県の周辺環境
「火の国」の愛称で知られる九州の熊本県。阿蘇山に代表される雄大な火山と大小120の島々からなる雲仙、天草地方を抱え、山あり海ありの美しい景観に富んだ場所です。豊かな農地を持つ農業県でもあり、多くの特産品を生み出しています。
緯度の割に冬は寒冷な気候
熊本県は人口177万人。県庁所在地の熊本市は74万人を抱え、政令指定都市になりました。八代市は13万人で、県南部の中心都市になっています。
東部から南部にかけて標高1,000メートル級の山々に囲まれ、冬に大量の雪が降ります。熊本市周辺や人吉市周辺は内陸型の気候で、寒暖の差が激しいのが特徴。夏は非常に蒸し暑く、冬は朝方の冷え込みがかなり厳しく、緯度の割に寒い土地です。
天草地方は海洋性気候で、寒暖の差が小さく、冬も温暖です。梅雨時期には県全体が高温多湿の南西気流の影響を受け、しばしば集中豪雨となります。
熊本市の上水道は地下水
全国有数の農業県で、スイカやメロン、イチゴなど数多くの特産品を育ててきました。生乳、肉牛、トマトの産地でもあり、熊本ならではのデコポンも有名です。有明海沿岸や天草地方ではノリの養殖、車エビ漁が盛んです。
水が豊富な地域でもあり、環境省の名水百選に白川水源など4カ所が選ばれているほか、熊本市の上水道はほぼ100%地下水でまかなわれています。
阿蘇山、有明海、熊本城、球磨川など観光名所も豊富で、多くの観光客を集めています。近年は太陽電池関連の企業集積にも力を入れているところです。
山間部の人口減少が深刻
公共交通は熊本市内で市電が走っているほか、JR九州の九州新幹線をはじめ、JR5路線と私鉄、第三セクター鉄道が運行してます。熊本都市圏では4つのバス業者が競合していますが、モータリゼーションの波はこの地にも押し寄せています。
ご当地グルメは熊本ラーメン。博多ラーメンと肩を並べる九州の味として人気上昇中です。
県土の6割が山林で、山間部は人口の減少が深刻さを増しています。人吉市では先祖代々の墓のうち、ざっと4割が無縁墓になっていることが明らかになりました。