福島県のマンション価格相場(集合住宅・共同住宅)は 23.2万円/㎡ (坪単価 76.7万円/坪)でした。中古マンション相場は福島県における2,128件の取引価格(売却価格)により計算したもので、標準的なマンションの値段(坪単価、評価額)がいくらになるか目安を示すものです。
価格相場 23.2 万円/㎡ (76.7万円/坪)
・平均築年数 22.5 年
・平均駅距離 19.9 分
・平均専有面積 61.7 ㎡ (18.7 坪)
このページでは「福島県」の平均的な中古マンション価格(集合住宅・共同住宅)の相場、売却相場を調べたり、駅距離、面積などを指定して中古マンション価格(値段、評価額)を即座に計算することができます。 過去の中古マンション価格相場(実勢価格、売却相場)の推移や、中古マンションの取引価格を確認することができます。 また、「公示地価」、「相続税評価額」の情報も提供しています。
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記事監修:岩野 愛弓
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。
福島県 中古マンション価格相場(集合住宅・共同住宅)
価格相場 23.2 万円/㎡ (76.7万円/坪)
・平均築年数 22.5 年
・平均駅距離 19.9 分
・平均専有面積 61.7 ㎡ (18.7 坪)
福島県のマンション価格相場(集合住宅・共同住宅)は 23.2 万円/㎡ (坪単価 76.7 万/坪)、平米単価の中央値は 21.5 万円/㎡ (71.0 万/坪)でした。
2022 年における中古マンション等の単価は、2021 年における単価に比べ -9.6 %減少 (-2.2 万円/㎡)して推移。
マンション相場および推移は、2,128件の国土交通省の取引価格(売却価格)データに基づいて算定。
福島県 中古マンション相場一覧
エリア | 平均価格 | 平均単価 | 件数 |
---|
福島市 | 1,453 万円 | 22.8 万円/㎡ | 609 件 |
会津若松市 | 1,310 万円 | 20.8 万円/㎡ | 183 件 |
郡山市 | 1,423 万円 | 21.6 万円/㎡ | 1,085 件 |
いわき市 | 2,026 万円 | 31.0 万円/㎡ | 251 件 |
沿線・駅 | 平均価格 | 平均単価 | 件数 |
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JR | 1,512 万円 | 23.2 万円/㎡ | 2,086 件 |
・只見線 | 1,310 万円 | 20.8 万円/㎡ | 183 件 |
・奥羽本線 | 1,474 万円 | 23.0 万円/㎡ | 541 件 |
・常磐線 | 2,026 万円 | 31.0 万円/㎡ | 256 件 |
・東北本線 | 1,437 万円 | 22.1 万円/㎡ | 1,642 件 |
・水郡線 | 1,733 万円 | 23.5 万円/㎡ | 3 件 |
・磐越東線 | 1,575 万円 | 23.9 万円/㎡ | 1,276 件 |
・磐越西線 | 1,407 万円 | 21.5 万円/㎡ | 1,262 件 |
新幹線 | 1,440 万円 | 22.1 万円/㎡ | 1,617 件 |
・山形 | 1,474 万円 | 23.0 万円/㎡ | 536 件 |
・東北 | 1,440 万円 | 22.1 万円/㎡ | 1,617 件 |
その他 | 1,465 万円 | 23.0 万円/㎡ | 595 件 |
・福島交通飯坂線 | 1,465 万円 | 23.0 万円/㎡ | 595 件 |
・阿武隈急行 | 1,474 万円 | 23.0 万円/㎡ | 536 件 |
福島県の周辺環境
東北地方の南部にある福島県は、北海道、岩手県に次ぐ全国第3位の広大な面積です。西部の会津盆地、中部の中通り、沿岸部の浜通りに分けられますが、浜通りは福島第一原子力発電所の事故で今も居住を認められない地区があります。
会津地方の冬は厳しい冷え込み
福島県は人口190万人。県庁は中通りにある人口29万人の福島市に置かれています。浜通りでは人口33万人のいわき市、会津地方では12万人の会津若松市が中心都市。中通りでは33万人の郡山市が福島市を人口で上回ります。
中通りは内陸性の気候で、夏に猛暑日になることがしばしば。過去最高気温は福島市で39.1度を記録しました。冬は山から吹く風が冷たく、積雪も多くなります。浜通りは海洋性気候で、夏が涼しく、冬もそれほど寒くなりません。
会津地方は日本海側気候で、全域が豪雪地帯に入ります。冬の寒さは県内で最も厳しく、標高の高い場所では零下20度まで下がります。
再生可能エネルギーで脱原発
東北を代表する農業県で、東日本大震災まで都道府県別でベストテンに入る農業生産額を続けてきました。福島盆地のモモ、いわき市のイチゴ、イチジク、会津盆地のコメが有名です。
工業出荷額は東北地方ではトップクラス。いわき市、郡山市、福島市は東北地方を代表する工業都市です。浜通りは新潟県と並ぶ東日本の原発銀座でしたが、被災後はメガソーラーなど再生可能エネルギーの集積を進め、脱原発を図っています。
県土の12%が自然公園
県内主要都市では近年、大型ショッピングセンターの郊外出店が相次ぎ、中心商店街の空洞化が深刻です。公共交通網は東京都心へにアクセスが東北新幹線で便利になりましたが、地域交通は充実しているとはいえません。常磐、磐越、東北自動車道の整備が進んできたこともあり、自家用車が必需品です。
観光地は会津地方の磐梯山、猪苗代湖、尾瀬湿原など数多く、国立公園、国定公園、県立自然公園が県土の12%を占めています。福島市の浄土平など星の名所とされる場所もいくつかあり、自然と親しむには格好の地です。