岩手県のマンション価格相場(集合住宅・共同住宅)は 22.3万円/㎡ (坪単価 73.9万円/坪)でした。中古マンション相場は岩手県における1,574件の取引価格(売却価格)により計算したもので、標準的なマンションの値段(坪単価、評価額)がいくらになるか目安を示すものです。
価格相場 22.3 万円/㎡ (73.9万円/坪)
・平均築年数 26.0 年
・平均駅距離 21.6 分
・平均専有面積 55.8 ㎡ (16.9 坪)
このページでは「岩手県」の平均的な中古マンション価格(集合住宅・共同住宅)の相場、売却相場、ランキングを調べたり、駅距離、面積などを指定して中古マンション価格(値段、評価額)を即座に計算することができます。 過去の中古マンション価格相場(実勢価格、売却相場)の推移・動向や、中古マンションの取引価格を確認することができます。 また、「公示地価」、「相続税評価額」の情報も提供しています。
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【監修者】
不動産鑑定士
竹内 英二 (監修者)
不動産鑑定事務所かつ宅地建物取引業者である(株)グロープロフィットの代表取締役を務める。 不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士 、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士の資格を有する。 不動産に関する相談を多数受けている。 続きを読む...
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
岩野 愛弓 (監修者)
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
岩手県 中古マンション価格相場(集合住宅・共同住宅)
価格相場 22.3 万円/㎡ (73.9万円/坪)
・平均築年数 26.0 年
・平均駅距離 21.6 分
・平均専有面積 55.8 ㎡ (16.9 坪)
岩手県のマンション価格相場(集合住宅・共同住宅)は 22.3 万円/㎡ (坪単価 73.9 万/坪)、平米単価の中央値は 20.0 万円/㎡ (66.1 万/坪)でした。
2022 年における中古マンション等の単価は、2021 年における単価に比べ +1.5 %上昇 (+0.4 万円/㎡)して推移。
マンション相場および推移・動向は、1,574件の国土交通省の取引価格(売却価格)データに基づいて算定。岩手県において、今後、マンション相場の値段が上がりそうな地域、値段が上がる駅を調べる際の参考情報を提供しています。マンションの価格ランキングを確認できます。
岩手県 中古マンション相場一覧
エリア | 平均価格 | 平均単価 | 件数 |
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盛岡市 | 1,381 万円 | 22.4 万円/㎡ | 1,482 件 |
花巻市 | 2,079 万円 | 23.5 万円/㎡ | 14 件 |
一関市 | 2,062 万円 | 29.6 万円/㎡ | 50 件 |
奥州市 | 1,791 万円 | 26.3 万円/㎡ | 28 件 |
沿線・駅 | 平均価格 | 平均単価 | 件数 |
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JR | 1,409 万円 | 22.4 万円/㎡ | 1,531 件 |
・大船渡線 | 2,062 万円 | 29.6 万円/㎡ | 50 件 |
・山田線 | 1,473 万円 | 23.5 万円/㎡ | 1,285 件 |
・東北本線 | 1,466 万円 | 23.2 万円/㎡ | 1,442 件 |
・田沢湖線 | 1,388 万円 | 22.5 万円/㎡ | 1,310 件 |
・釜石線 | 2,079 万円 | 23.5 万円/㎡ | 14 件 |
新幹線 | 1,467 万円 | 23.5 万円/㎡ | 1,308 件 |
・東北 | 1,467 万円 | 23.5 万円/㎡ | 1,304 件 |
・秋田 | 1,461 万円 | 23.5 万円/㎡ | 1,258 件 |
その他 | 1,453 万円 | 23.4 万円/㎡ | 1,291 件 |
・いわて銀河鉄道線 | 1,453 万円 | 23.4 万円/㎡ | 1,291 件 |
岩手県の周辺環境
岩手県は東北地方の太平洋岸にあり、北海道に次ぐ広大な面積を持ちます。内陸の北上盆地と太平洋沿岸部に分けられ、冬の寒さが非常に厳しい土地です。世界遺産になった奥州藤原氏の寺院、遺跡群や、景勝地の三陸海岸など観光地も多く抱えています。
マイナス30度を記録した本州の最寒地
岩手県は人口127万人。県庁は人口30万人の盛岡市に置かれています。県の面積1万5,275平方キロでほぼ四国4県に匹敵しますが、人口の7割が北上盆地に集中しています。盆地と海岸部以外は山地や丘陵が占めています。
盛岡市以外では一関市と奥州市が人口10万人を超していますが、県内全域で人口減少と高齢化が進んでいます。特に沿岸部は東日本大震災の津波で深刻な被害を受け、転居者が後を絶たず、自治体が頭を痛めています。
沿岸部は太平洋側気候、内陸部は内陸性気候。内陸部は非常に寒さが厳しく、マイナス30度まで冷え込む本州の最寒地として知られます。県内全域が豪雪地帯ですが、沿岸部の積雪量はそれほど多くありません。
ワカメとアワビの養殖が生産高日本一
農業は県全域で基幹産業になり、食料自給率100%を超えています。三陸海岸沖は豊かな漁場で、ワカメとアワビの養殖では生産高日本一を誇っています。
以前は釜石市の新日鉄住金釜石製鉄所、大船渡市の太平洋セメント大船渡工場ぐらいしか大規模就労施設がありませんでしたが、東北新幹線の盛岡延伸後、トヨタ自動車の系列企業など進出企業が増えてきました。
全国平均を上回る貯蓄率
JR盛岡駅は東北新幹線、秋田新幹線が通り、東北地方の交通の要衝になっています。旧国鉄の既設線を継承した三陸鉄道、並行在来線のいわて銀河鉄道も走っていますが、広い県内を網羅しきれず、住民の足はマイカーです。
貯蓄率が非常に高い地域で、地方の県なのに県内に3行の地銀を持ちます。保有する金融資産は4兆円以上。貯蓄率は39%に達し、東北地方平均の25%、全国平均の16.5%を大きく上回ります。
高校進学率は全国平均を上回りますが、私立学校が少なく、公立学校の占めるウエートが高くなっています。
不動産鑑定士
竹内 英二のコメント