山形県のマンション価格相場は 22.6万円/㎡ (74.8万円/坪)でした。中古マンション相場は山形県における360件の取引データに基づき算定しています。
価格相場 22.6 万円/㎡ (74.8万円/坪)
・平均築年数 18.5 年
・平均駅距離 19.1 分
・平均専有面積 63.0 ㎡ (19.1 坪)
このページでは「山形県」の平均的な中古マンション価格の相場を調べたり、駅距離、面積などの条件を指定して想定取引価格(実勢価格・時価)を即座に計算することができます。 過去の中古マンション価格相場の推移や、参考取引データを確認することができます。 また、「公示地価」、「固定資産税評価額」の情報も提供しています。
山形県の周辺環境
サクランボの産地として知られる山形県は、東北地方の日本海側に位置します。花笠まつりや人間将棋といった観光イベントが多いほか、冬はスキーやスノーボード客でにぎわいます。
山形市は仙台市のベッドタウン化
山形県は人口111万人。内陸にある県庁所在地の山形市は人口25万人で、最近は仙台市のベッドタウンの様相も示しています。人口12万人の鶴岡市、11万人の酒田市が日本海沿岸部の拠点都市です。
県の東側一帯に奥羽山脈、県西部に朝日連峰がそびえ、県土の85%が山地です。県の中央を最上川が流れ、県民の多くがこの流域に暮らしています。
県全域が日本海側気候で、県土の大半が特別豪雪地帯になっています。冬は内陸の米沢市などではマイナス15度前後まで気温が下がることも珍しくありません。夏はフェーン現象から猛暑日になることがあり、山形市が長く日本最高気温の記録を持っていました。
サクランボの佐藤錦が特産品
山形県は全国きっての果樹王国。サクランボではブランド品の佐藤錦が有名で、他にブドウや西洋ナシの生産地です。稲作も盛んで、はえぬき、つや姫が主力品種になっています。庄内地方は三元豚など養豚が活発です。
庄内地方の余目町は金魚、天童市は将棋の駒、山形市は鋳物鉄器が名産。県内全市町村に温泉が湧き、最上川、出羽三山など川と山の自然に恵まれていることから、観光産業にも力を入れています。
医師不足と高齢化が深刻化
山形新幹線の開通など交通網の整備で東京方面への移動は便利になり、仙台との交流が深まりましたが、県内の交通網は充実しておらず、人口が少ないのに車の所有台数が多い状態が続いています。
高齢化率が全国トップクラスに近いだけでなく、人口減少も深刻。全人口の過半数を65歳以上の高齢者が占める限界集落も増えており、地域の存続が問題となっているところも少なくありません。
医師数は全国平均を下回り、医師不足も深刻さを増していますが、高齢者が多いにもかかわらず、1人当たりの老人医療費は全国でもトップクラスの低さです。