栃木県のマンション価格相場(集合住宅・共同住宅)は 20.2万円/㎡ (坪単価 66.7万円/坪)でした。中古マンション相場は栃木県における2,216件の取引価格(売却価格)により計算したもので、標準的なマンションの値段(坪単価、評価額)がいくらになるか目安を示すものです。
価格相場 20.2 万円/㎡ (66.7万円/坪)
・平均築年数 23.0 年
・平均駅距離 24.1 分
・平均専有面積 59.3 ㎡ (17.9 坪)
このページでは「栃木県」の平均的な中古マンション価格(集合住宅・共同住宅)の相場、売却相場を調べたり、駅距離、面積などを指定して中古マンション価格(値段、評価額)を即座に計算することができます。 過去の中古マンション価格相場(実勢価格、売却相場)の推移や、中古マンションの取引価格を確認することができます。 また、「公示地価」、「相続税評価額」の情報も提供しています。
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記事監修:岩野 愛弓
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。
栃木県 中古マンション価格相場(集合住宅・共同住宅)
価格相場 20.2 万円/㎡ (66.7万円/坪)
・平均築年数 23.0 年
・平均駅距離 24.1 分
・平均専有面積 59.3 ㎡ (17.9 坪)
栃木県のマンション価格相場(集合住宅・共同住宅)は 20.2 万円/㎡ (坪単価 66.7 万/坪)、平米単価の中央値は 17.5 万円/㎡ (57.7 万/坪)でした。
2022 年における中古マンション等の単価は、2021 年における単価に比べ -17.0 %減少 (-3.7 万円/㎡)して推移。
マンション相場および推移は、2,216件の国土交通省の取引価格(売却価格)データに基づいて算定。
栃木県 中古マンション相場一覧
エリア | 平均価格 | 平均単価 | 件数 |
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宇都宮市 | 1,531 万円 | 23.6 万円/㎡ | 1,530 件 |
足利市 | 514 万円 | 9.4 万円/㎡ | 154 件 |
栃木市 | 1,938 万円 | 24.8 万円/㎡ | 8 件 |
佐野市 | 669 万円 | 10.1 万円/㎡ | 17 件 |
鹿沼市 | 1,971 万円 | 26.4 万円/㎡ | 17 件 |
小山市 | 1,314 万円 | 19.5 万円/㎡ | 264 件 |
那須塩原市 | 324 万円 | 7.1 万円/㎡ | 226 件 |
沿線・駅 | 平均価格 | 平均単価 | 件数 |
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JR | 1,274 万円 | 20.2 万円/㎡ | 1,612 件 |
・両毛線 | 1,256 万円 | 18.9 万円/㎡ | 351 件 |
・宇都宮線 | 1,313 万円 | 20.8 万円/㎡ | 1,491 件 |
・日光線 | 1,615 万円 | 25.7 万円/㎡ | 1,000 件 |
・東北本線 | 1,427 万円 | 20.6 万円/㎡ | 19 件 |
・水戸線 | 1,439 万円 | 21.3 万円/㎡ | 247 件 |
新幹線 | 1,575 万円 | 24.6 万円/㎡ | 1,268 件 |
・東北 | 1,575 万円 | 24.6 万円/㎡ | 1,268 件 |
東武 | 1,346 万円 | 19.7 万円/㎡ | 618 件 |
・伊勢崎線 | 835 万円 | 13.7 万円/㎡ | 72 件 |
・佐野線 | 669 万円 | 10.1 万円/㎡ | 17 件 |
・宇都宮線 | 1,403 万円 | 20.5 万円/㎡ | 522 件 |
・日光線 | 1,938 万円 | 24.8 万円/㎡ | 8 件 |
栃木県の周辺環境
世界遺産の日光東照宮で有名な栃木県は北関東の中央部にあります。南部は関東平野が広がりますが、北部は関東地方屈指の山岳地帯で、標高2,000メートル級の山々が連なります。
比較的温暖だが、落雷の多い土地
栃木県は人口197万人。県庁所在地は宇都宮市で、人口52万人を数えます。人口17万人の小山市、16万人の栃木市、15万人の足利市、12万人の佐野市が人口10万人を超え、各地域の中核です。
全体に太平洋側気候で、夏は多雨多湿、冬は少雨乾燥が特色。比較的温暖な気候ですが、山間部は冬の寒さが厳しく、雪が多い場所もあります。夏場に雷雨が多く、落雷も多発する傾向です。
冬型の気圧配置になると、二荒おろしや男体おろし、那須おろしが吹き、気温以上に体感温度が下がる一方、1日の寒暖の差が激しくなります。
ドロマイトの産出量は日本一
工業は結城紬や益子焼など伝統工芸品が多いほか、宇都宮市を中心に自動車やカメラ、テレビ受像機などの工場が立地しています。中でもハードディスクなど磁気記録媒体は世界的な生産地に成長してきました。
鉱業はかつて足尾銅山で日本を代表する銅鉱石の産地でした。今も日光市でプリント基板の製造が進み、銅産地の名残を残しています。佐野市はセメントの原料になるドロマイトの産出量が日本一です。
東照宮以外にも中禅寺湖や華厳の滝、那須高原など名物スポットが多く、観光面でも注目を集めています。鬼怒川温泉、那須温泉郷など温泉地も豊富です。
宇都宮市が次世代路面電車の整備開始
東北新幹線や東北本線が運行していますが、モータリゼーションの影響が強い土地で、大人1人に1台のマイカーが必需品です。しかし、人口減少時代を迎えたこともあり、宇都宮市では次世代路面電車の建設が始まっています。
県内は待機児童もほとんどなく、子育て環境が良好です。宇都宮市は小学校卒業日まで児童の医療費自己負担分を補助しています。医療施設も比較的、多くなっています。
これに対し、県北部は人口流出が著しく、高齢者の数も減って高齢者施設も空き部屋だらけのところが出てきました。