山口県のマンション価格相場(集合住宅・共同住宅)は 19.5万円/㎡ (坪単価 64.5万円/坪)でした。中古マンション相場は山口県における2,256件の取引価格(売却価格)により計算したもので、標準的なマンションの値段(坪単価、評価額)がいくらになるか目安を示すものです。
価格相場 19.5 万円/㎡ (64.5万円/坪)
・平均築年数 21.8 年
・平均駅距離 14.7 分
・平均専有面積 71.8 ㎡ (21.7 坪)
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【監修者】
不動産鑑定士
竹内 英二 (監修者)
不動産鑑定事務所かつ宅地建物取引業者である(株)グロープロフィットの代表取締役を務める。 不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士 、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士の資格を有する。 不動産に関する相談を多数受けている。 続きを読む...
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
岩野 愛弓 (監修者)
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
山口県 中古マンション価格相場(集合住宅・共同住宅)
価格相場 19.5 万円/㎡ (64.5万円/坪)
・平均築年数 21.8 年
・平均駅距離 14.7 分
・平均専有面積 71.8 ㎡ (21.7 坪)
山口県のマンション価格相場(集合住宅・共同住宅)は 19.5 万円/㎡ (坪単価 64.5 万/坪)、平米単価の中央値は 18.8 万円/㎡ (62.2 万/坪)でした。
2022 年における中古マンション等の単価は、2021 年における単価に比べ +0.8 %上昇 (+0.2 万円/㎡)して推移。
マンション相場および推移・動向は、2,256件の国土交通省の取引価格(売却価格)データに基づいて算定。山口県において、今後、マンション相場の値段が上がりそうな地域、値段が上がる駅を調べる際の参考情報を提供しています。マンションの価格ランキングを確認できます。
山口県 中古マンション相場一覧
エリア | 平均価格 | 平均単価 | 件数 |
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下関市 | 1,470 万円 | 18.8 万円/㎡ | 722 件 |
宇部市 | 1,325 万円 | 17.7 万円/㎡ | 287 件 |
山口市 | 1,438 万円 | 20.3 万円/㎡ | 495 件 |
防府市 | 1,577 万円 | 22.1 万円/㎡ | 103 件 |
岩国市 | 1,586 万円 | 23.0 万円/㎡ | 177 件 |
周南市 | 1,312 万円 | 18.8 万円/㎡ | 472 件 |
沿線・駅 | 平均価格 | 平均単価 | 件数 |
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JR | 1,429 万円 | 19.5 万円/㎡ | 2,239 件 |
・宇部線 | 1,528 万円 | 20.5 万円/㎡ | 404 件 |
・小野田線 | 1,396 万円 | 18.5 万円/㎡ | 110 件 |
・山口線 | 1,438 万円 | 20.3 万円/㎡ | 479 件 |
・山陰本線 | 1,357 万円 | 17.2 万円/㎡ | 459 件 |
・山陽本線 | 1,502 万円 | 20.3 万円/㎡ | 1,570 件 |
・岩徳線 | 1,530 万円 | 22.2 万円/㎡ | 196 件 |
新幹線 | 1,569 万円 | 21.5 万円/㎡ | 714 件 |
・山陽 | 1,569 万円 | 21.5 万円/㎡ | 714 件 |
山口県の周辺環境
中国地方の西端にある山口県。江戸時代に長州藩が支配した旧周防、旧長門の両国から成り、維新の志士を多数輩出しました。明治以降の総理大臣も9人出し、最も多くの総理大臣を出した県になっています。
地域の拠点都市に人口が分散
山口県の人口は139万人。県庁は人口20万人の山口市に置かれていますが、人口最多は27万人の下関市です。他に17万人の宇部市、14万人の周南市、岩国市、12万人の防府市と地域の中心都市があり、人口が分散しています。
地域は岩国市、周南市など瀬戸内海沿岸、下関市など関門海峡付近、山口市など内陸に分けられます。瀬戸内海沿岸はどちらかといえば太平洋沿岸気候に近く、雨が多い土地です。関門海峡付近は温暖で、内陸は比較的積雪の多い場所です。
経済集積が最も高いのは下関市
瀬戸内海沿岸は重化学コンビナートを中心とした工業地帯で、高速道路網を生かした流通業が発展しています。以前は炭鉱地域でしたが、今は石炭に代わって石灰石が採掘され、セメント産業が盛んです。
下関市は地元地銀や新聞社が本社を置き、最も経済集積された地域です。海運業や貿易業も活発で、神戸製鋼、ブリヂストンの生産拠点が置かれています。日本海側は主に農業と漁業、内陸部は農業地域。県庁所在地の山口市は典型的な行政都市です。
秋吉台や萩の城下町、岩国錦帯橋が主な観光スポット。岩国市には米海兵隊の基地があり、岩国空港で飛行訓練をしています。
県西部は福岡、東部は広島とつながり
公共交通は山陽新幹線をはじめ、JR西日本の路線が東西に走っていますが、住民は自家用車で移動しています。県西部は福岡県、県東部は広島県とのつながりが強く、県外で買い物をする人も少なくありません。
福岡や広島発行の新聞が販売されており、県としての一体感はあまり感じられません。
道路事情は比較的良いのですが、中心となる都市がなく、生活には不便な面もあります。下関市周辺は人口減少が著しく、仕事は周南市周辺の方が多くなっています。日本海側は歴史にあふれた土地が続き、移住者に人気の場所です。
不動産鑑定士
竹内 英二のコメント