【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2022年7月〜9月期の京阪交野線 (枚方市駅～河内森駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は25.5万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2021年)に比べて -8.7％( -2.4万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 17 件(１年前(2021年)に比べて -46.9％( -15件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 26.2年(昨年 25.6年から +2.6 ％増)。平均専有面積は 73.2 ㎡ (昨年 75.6 ㎡から -3.2 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、築 20 年以内の比較的新しい物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。交野市駅は、昨年から 10 ％以上の値下がり。最も値下がりしたのは枚方市駅で昨年に比べ -24.1 ％、単価は 25.7 万円/㎡となった。
上位 1 駅(郡津駅)は +164.3 ％(単価 +18.0 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(枚方市駅)は -24.1 ％(単価 -8.1 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 10.3 ％ → 2022年 20.0 ％)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 18.8 ％ → 2022年 23.5 ％)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった郡津駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は29.0万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2021年)に比べて +164.3％( +18.0万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2021年)に比べて -50.0％( -2件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった交野市駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は20.0万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2021年)に比べて -8.4％( -1.8万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 1 件(１年前(2021年)に比べて -80.0％( -4件/㎡)と大幅に減少しています。)。
| 京阪交野線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 枚方市駅 | 25.7万/㎡ (27.8年/74.2㎡) | 33.8万/㎡ (22.8年/76.8㎡) | 31.1万/㎡ (19.8年/67.9㎡) |
| 宮之阪駅 | 21.7万/㎡ (21.5年/60.0㎡) | - | 37.3万/㎡ (19.5年/75.0㎡) |
| 星ケ丘駅 | - | - | - |
| 村野駅 | - | 21.4万/㎡ (20.2年/83.3㎡) | - |
| 郡津駅 | 29.0万/㎡ (17.5年/72.5㎡) | 11.0万/㎡ (42.3年/61.2㎡) | 18.5万/㎡ (25.5年/65.0㎡) |
| 交野市駅 | 20.0万/㎡ (28.5年/75.0㎡) | 21.8万/㎡ (26.3年/78.0㎡) | 21.9万/㎡ (23.5年/78.8㎡) |
| 河内森駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
郡津駅 29.0 万/㎡(昨年同期比 +164.3 ％)
郡津駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は29.0万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2021年)に比べて +164.3％( +18.0万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2021年)に比べて -50.0％( -2件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 17.5年(昨年 42.3年から -58.6 ％減)。平均専有面積は 72.5 ㎡ (昨年 61.2 ㎡から +18.4 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 42.3 年 → 2022年 17.5 年、-58.6 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 10.8 分 → 2022年 1.0 分、-90.7 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 25.0 ％ → 2022年 100.0 ％)
枚方市駅 25.7 万/㎡(昨年同期比 -24.1 ％)
枚方市駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は25.7万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2021年)に比べて -24.1％( -8.1万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 13 件(１年前(2021年)に比べて -35.0％( -7件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 27.8年(昨年 22.8年から +21.6 ％増)。平均専有面積は 74.2 ㎡ (昨年 76.8 ㎡から -3.3 ％減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 55.0 ％ → 2022年 38.5 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 22.8 年 → 2022年 27.8 年、+21.6 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 10.9 分 → 2022年 13.6 分、+24.6 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 15.0 ％ → 2022年 30.8 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示