【監修者】
不動産鑑定士
不動産鑑定事務所かつ宅地建物取引業者である(株)グロープロフィットの代表取締役を務める。 不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士 、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士の資格を有する。 不動産に関する相談を多数受けている。 続きを読む...
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2023年7月〜9月期の東武野田線 (大宮駅~南桜井駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は49.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて +28.9%( +11.0万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 30 件(1年前(2022年)に比べて -25.0%( -10件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 25.0年(昨年 31.2年から -19.9 %減)。平均専有面積は 60.0 ㎡ (昨年 63.1 ㎡から -5.0 %減)。
近年の取引物件の特徴は、築 20 年以内の比較的新しい物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 5 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。大宮公園駅、大和田駅、七里駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは七里駅で昨年に比べ +92.9 %、単価は 23.5 万円/㎡となった。
上位 2 駅(七里駅、大和田駅)は +78.4 %(単価 +15.4 万円/㎡)の上昇。一方、下位 2 駅(大宮駅、春日部駅)は +1.5 %(単価 +0.1 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2022年 31.2 年 → 2023年 25.0 年、-19.9 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 57.5 % → 2023年 33.3 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった大宮駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は64.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて -1.4%( -0.9万円/㎡)と僅かに下落しています。売買数は 16 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった七里駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は23.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて +92.9%( +11.3万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
東武野田線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
大宮駅 | 64.0万/㎡ (22.5年/59.7㎡) | 64.9万/㎡ (23.9年/64.7㎡) | 47.9万/㎡ (26.9年/60.2㎡) |
北大宮駅 | 33.8万/㎡ (31.0年/40.0㎡) | 29.2万/㎡ (33.5年/65.0㎡) | 49.2万/㎡ (23.5年/45.0㎡) |
大宮公園駅 | 46.2万/㎡ (12.5年/65.0㎡) | 38.3万/㎡ (32.5年/60.0㎡) | 29.0万/㎡ (41.0年/57.5㎡) |
大和田駅 | 50.0万/㎡ (1.5年/50.0㎡) | 30.5万/㎡ (28.5年/61.2㎡) | - |
七里駅 | 23.5万/㎡ (35.0年/72.5㎡) | 12.2万/㎡ (33.5年/77.5㎡) | 24.3万/㎡ (25.3年/68.0㎡) |
岩槻駅 | 50.7万/㎡ (15.5年/75.0㎡) | - | 24.8万/㎡ (30.3年/51.2㎡) |
東岩槻駅 | - | 5.7万/㎡ (51.5年/50.0㎡) | 2.4万/㎡ (49.5年/50.0㎡) |
豊春駅 | - | 9.0万/㎡ (43.9年/65.0㎡) | - |
八木崎駅 | - | - | - |
春日部駅 | 27.0万/㎡ (32.5年/61.4㎡) | 25.9万/㎡ (31.5年/59.4㎡) | 24.2万/㎡ (29.7年/61.8㎡) |
南桜井駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
七里駅 23.5 万/㎡(昨年同期比 +92.9 %)
七里駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は23.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて +92.9%( +11.3万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 35.0年(昨年 33.5年から +4.5 %増)。平均専有面積は 72.5 ㎡ (昨年 77.5 ㎡から -6.5 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 15.5 分 → 2023年 8.5 分、-45.2 %と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2022年 50.0 % → 2023年 50.0 %)
大和田駅 50.0 万/㎡(昨年同期比 +64.0 %)
大和田駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は50.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて +64.0%( +19.5万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2022年)に比べて -75.0%( -3件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 1.5年(昨年 28.5年から -94.7 %減)。平均専有面積は 50.0 ㎡ (昨年 61.2 ㎡から -18.4 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 28.5 年 → 2023年 1.5 年、-94.7 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 11.0 分 → 2023年 4.0 分、-63.6 %と大きく減少)
大宮駅 64.0 万/㎡(昨年同期比 -1.4 %)
大宮駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は64.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて -1.4%( -0.9万円/㎡)と僅かに下落しています。売買数は 16 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 22.5年(昨年 23.9年から -5.8 %減)。平均専有面積は 59.7 ㎡ (昨年 64.7 ㎡から -7.7 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2022年 15.1 分 → 2023年 12.8 分、-15.3 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 50.0 % → 2023年 25.0 %)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 6.2 % → 2023年 12.5 %)
春日部駅 27.0 万/㎡(昨年同期比 +4.5 %)
春日部駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は27.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて +4.5%( +1.2万円/㎡)と小幅に上昇しています。売買数は 7 件(1年前(2022年)に比べて -12.5%( -1件/㎡)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 32.5年(昨年 31.5年から +3.2 %増)。平均専有面積は 61.4 ㎡ (昨年 59.4 ㎡から +3.5 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 100.0 % → 2023年 57.1 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示