【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2020年7月〜9月期の近鉄田原本線 (新王寺駅～西田原本駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 44.0万円/坪(13.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2019年)に比べて -41.6％( -31.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 10 件(１年前(2019年)に比べて +42.9％( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 25.2年(昨年 19.8年から +27.4 ％増)。平均土地面積は 88.8 坪 (昨年 69.6 坪から +27.6 ％増)。平均建物面積は 37.2 坪 (昨年 29.8 坪から +24.8 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。全ての駅において下落した。
上位 1 駅(箸尾駅)は -27.1 ％(坪単価 -16.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(池部駅)は -61.5 ％(坪単価 -72.5 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2019年 19.8 年 → 2020年 25.2 年、+27.4 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 9.1 分 → 2020年 14.6 分、+59.7 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 14.3 ％ → 2020年 30.0 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった池部駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 45.4万円/坪(13.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2019年)に比べて -61.5％( -72.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2019年)に比べて +50.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった佐味田川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 37.7万円/坪(11.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2019年)に比べて -47.3％( -33.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
| 近鉄田原本線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 新王寺駅 | - | - | - |
| 大輪田駅 | - | 69.4万/坪 (15.5年/75.6坪) | 39.9万/坪 (45.5年/86.7坪) |
| 佐味田川駅 | 37.7万/坪 (27.5年/62.0坪) | 71.4万/坪 (19.0年/63.5坪) | 47.5万/坪 (23.2年/59.5坪) |
| 池部駅 | 45.4万/坪 (25.5年/56.0坪) | 118万/坪 (19.5年/39.3坪) | 51.1万/坪 (0.5年/46.9坪) |
| 箸尾駅 | 43.6万/坪 (18.9年/61.5坪) | 59.8万/坪 (0.5年/60.5坪) | 72.4万/坪 (0.5年/46.9坪) |
| 但馬駅 | - | 18.5万/坪 (45.5年/145坪) | - |
| 黒田駅 | 48.6万/坪 (32.0年/206坪) | - | - |
| 西田原本駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
箸尾駅 43.6 万/坪(昨年同期比 -27.1 ％)
箸尾駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 43.6万円/坪(13.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2019年)に比べて -27.1％( -16.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2019年)に比べて +200.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 18.9年(昨年 0.5年から +3639.7 ％増)。平均土地面積は 61.5 坪 (昨年 60.5 坪から +1.7 ％増)。平均建物面積は 36.3 坪 (昨年 31.8 坪から +14.3 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 16.0 分 → 2020年 10.0 分、-37.5 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2019年 0.5 年 → 2020年 18.9 年、+3639.7 ％と大きく増加)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 100.0 ％ → 2020年 66.7 ％)
池部駅 45.4 万/坪(昨年同期比 -61.5 ％)
池部駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 45.4万円/坪(13.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2019年)に比べて -61.5％( -72.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2019年)に比べて +50.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 25.5年(昨年 19.5年から +30.8 ％増)。平均土地面積は 56.0 坪 (昨年 39.3 坪から +42.3 ％増)。平均建物面積は 33.8 坪 (昨年 25.0 坪から +35.4 ％増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 50.0 ％ → 2020年 33.3 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2019年 19.5 年 → 2020年 25.5 年、+30.8 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 8.0 分 → 2020年 21.7 分、+170.8 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示