【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2024年4月〜6月期の西武豊島線 (練馬駅～豊島園駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は91.3万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて +7.2％( +6.2万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 64 件(１年前(2023年)に比べて +39.1％( +18件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 19.3年(昨年 22.1年から -12.4 ％減)。平均専有面積は 45.6 ㎡ (昨年 49.5 ㎡から -7.7 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加、築 10 年以内の新しい物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全ての駅で値上がりした。豊島園駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは豊島園駅で昨年に比べ +40.9 ％、単価は 75.1 万円/㎡となった。
上位 1 駅(豊島園駅)は +40.9 ％(単価 +21.8 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(練馬駅)は +9.0 ％(単価 +7.8 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2023年 22.1 年 → 2024年 19.3 年、-12.4 ％と減少)
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 4.3 ％ → 2024年 15.6 ％)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 4.3 ％ → 2024年 6.2 ％)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2023年 23.9 ％ → 2024年 28.1 ％)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2023年 23.9 ％ → 2024年 21.9 ％)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった練馬駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は93.6万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて +9.0％( +7.8万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 56 件(１年前(2023年)に比べて +24.4％( +11件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった豊島園駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は75.1万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて +40.9％( +21.8万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 8 件(１年前(2023年)に比べて +700.0％( +7件/㎡)と大幅に増加しています。)。
| 西武豊島線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 練馬駅 | 93.6万/㎡ (18.1年/47.2㎡) | 85.8万/㎡ (21.5年/49.6㎡) | 78.2万/㎡ (25.2年/41.9㎡) |
| 豊島園駅 | 75.1万/㎡ (28.4年/34.4㎡) | 53.3万/㎡ (47.3年/45.0㎡) | 79.6万/㎡ (24.3年/41.2㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
豊島園駅 75.1 万/㎡(昨年同期比 +40.9 ％)
豊島園駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は75.1万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて +40.9％( +21.8万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 8 件(１年前(2023年)に比べて +700.0％( +7件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 28.4年(昨年 47.3年から -39.9 ％減)。平均専有面積は 34.4 ㎡ (昨年 45.0 ㎡から -23.6 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 47.3 年 → 2024年 28.4 年、-39.9 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 9.0 分 → 2024年 6.4 分、-29.2 ％と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 100.0 ％ → 2024年 37.5 ％)
練馬駅 93.6 万/㎡(昨年同期比 +9.0 ％)
練馬駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は93.6万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて +9.0％( +7.8万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 56 件(１年前(2023年)に比べて +24.4％( +11件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 18.1年(昨年 21.5年から -16.2 ％減)。平均専有面積は 47.2 ㎡ (昨年 49.6 ㎡から -4.7 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2023年 21.5 年 → 2024年 18.1 年、-16.2 ％と減少)
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 4.4 ％ → 2024年 17.9 ％)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 13.3 ％ → 2024年 8.9 ％)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 24.4 ％ → 2024年 30.4 ％)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2023年 24.4 ％ → 2024年 21.4 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示