【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2024年1月〜3月期のJR高山本線 (岐阜駅～高山駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は32.1万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて +11.0％( +3.2万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 30 件(１年前(2023年)に比べて -85.4％( -176件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 19.3年(昨年 20.5年から -5.8 ％減)。平均専有面積は 76.7 ㎡ (昨年 76.9 ㎡から -0.4 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。蘇原駅、鵜沼駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは鵜沼駅で昨年に比べ +97.5 ％、単価は 20.1 万円/㎡となった。
上位 1 駅(鵜沼駅)は +97.5 ％(単価 +9.9 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(岐阜駅)は +10.3 ％(単価 +3.2 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 14.4 分 → 2024年 11.4 分、-20.9 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2023年 30.9 ％ → 2024年 35.7 ％)
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 6.5 ％ → 2024年 10.0 ％)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 40.0 ％ → 2024年 53.3 ％)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった岐阜駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は34.6万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて +10.3％( +3.2万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 25 件(１年前(2023年)に比べて -85.8％( -151件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった蘇原駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は18.8万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて +70.5％( +7.8万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -88.9％( -8件/㎡)と大幅に減少しています。)。
| JR高山本線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 岐阜駅 | 34.6万/㎡ (17.6年/74.2㎡) | 31.4万/㎡ (18.2年/79.3㎡) | 28.4万/㎡ (19.3年/80.2㎡) |
| 長森駅 | - | - | 14.1万/㎡ (24.3年/70.0㎡) |
| 那加駅 | - | - | 24.2万/㎡ (7.5年/95.0㎡) |
| 蘇原駅 | 18.8万/㎡ (33.0年/85.0㎡) | 11.0万/㎡ (33.9年/66.1㎡) | 13.0万/㎡ (27.9年/70.6㎡) |
| 各務ケ原駅 | - | - | - |
| 鵜沼駅 | 20.1万/㎡ (27.0年/90.0㎡) | 10.2万/㎡ (38.5年/67.3㎡) | 11.0万/㎡ (33.1年/70.0㎡) |
| 美濃太田駅 | - | - | - |
| 下呂駅 | - | - | - |
| 高山駅 | - | 31.4万/㎡ (22.8年/48.3㎡) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
鵜沼駅 20.1 万/㎡(昨年同期比 +97.5 ％)
鵜沼駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は20.1万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて +97.5％( +9.9万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(１年前(2023年)に比べて -73.3％( -11件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 27.0年(昨年 38.5年から -29.8 ％減)。平均専有面積は 90.0 ㎡ (昨年 67.3 ㎡から +33.7 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 38.5 年 → 2024年 27.0 年、-29.8 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 15.5 分 → 2024年 5.8 分、-62.8 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 33.3 ％ → 2024年 75.0 ％)
岐阜駅 34.6 万/㎡(昨年同期比 +10.3 ％)
岐阜駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は34.6万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて +10.3％( +3.2万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 25 件(１年前(2023年)に比べて -85.8％( -151件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 17.6年(昨年 18.2年から -3.3 ％減)。平均専有面積は 74.2 ㎡ (昨年 79.3 ㎡から -6.4 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2023年 15.1 分 → 2024年 12.4 分、-17.8 ％と減少)
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 7.6 ％ → 2024年 12.0 ％)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が僅かに増加(全取引物件に占める割合が 2023年 34.3 ％ → 2024年 34.8 ％)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 38.8 ％ → 2024年 48.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示