中古マンション相場の概況
2022年1月〜12月期のJR高山本線 (岐阜駅~高山駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は26.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +9.3%( +2.3万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 61 件(1年前(2021年)に比べて -25.6%( -21件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 21.3年(昨年 20.1年から +5.9 %増)。平均専有面積は 73.0 ㎡ (昨年 71.2 ㎡から +2.6 %増)。
近年の取引物件の特徴は、専有面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。岐阜駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは岐阜駅で昨年に比べ +10.3 %、単価は 28.0 万円/㎡となった。
上位 1 駅(岐阜駅)は +10.3 %(単価 +2.6 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(鵜沼駅)は -18.6 %(単価 -3.3 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 26.6 分 → 2022年 21.1 分、-20.5 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2021年 7.3 % → 2022年 8.2 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2021年 61.8 % → 2022年 64.9 %)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 1.3 % → 2022年 1.8 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった岐阜駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は28.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +10.3%( +2.6万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 55 件(1年前(2021年)に比べて -25.7%( -19件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった蘇原駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は13.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -0.9%( -0.1万円/㎡)と僅かに下落しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
JR高山本線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
岐阜駅 | 28.0万/㎡ (21.1年/72.9㎡) | 25.4万/㎡ (19.1年/70.9㎡) | 24.1万/㎡ (19.4年/77.8㎡) |
長森駅 | - | - | - |
那加駅 | - | 12.5万/㎡ (31.5年/80.0㎡) | - |
蘇原駅 | 13.7万/㎡ (23.9年/75.0㎡) | 13.8万/㎡ (32.6年/68.3㎡) | 11.1万/㎡ (35.4年/62.5㎡) |
各務ケ原駅 | - | 11.7万/㎡ (29.0年/70.0㎡) | - |
鵜沼駅 | 14.4万/㎡ (23.2年/73.3㎡) | 17.7万/㎡ (24.3年/78.3㎡) | 35.4万/㎡ (2.3年/87.5㎡) |
美濃太田駅 | - | - | - |
高山駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
岐阜駅 28.0 万/㎡(昨年同期比 +10.3 %)
岐阜駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は28.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +10.3%( +2.6万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 55 件(1年前(2021年)に比べて -25.7%( -19件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 21.1年(昨年 19.1年から +10.3 %増)。平均専有面積は 72.9 ㎡ (昨年 70.9 ㎡から +2.9 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 28.6 分 → 2022年 22.5 分、-21.3 %と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2021年 19.1 年 → 2022年 21.1 年、+10.3 %と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2021年 58.8 % → 2022年 60.8 %)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2021年 6.8 % → 2022年 5.5 %)
鵜沼駅 14.4 万/㎡(昨年同期比 -18.6 %)
鵜沼駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は14.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -18.6%( -3.3万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 23.2年(昨年 24.3年から -4.5 %減)。平均専有面積は 73.3 ㎡ (昨年 78.3 ㎡から -6.4 %減)。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 33.3 % → 2022年 66.7 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 5.3 分 → 2022年 6.7 分、+25.0 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示