【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2021年7月〜9月期のJR高山本線 (岐阜駅～高山駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は27.2万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて +26.5％( +5.7万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 33 件(１年前(2020年)に比べて +153.8％( +20件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 17.0年(昨年 24.2年から -29.8 ％減)。平均専有面積は 73.9 ㎡ (昨年 82.3 ㎡から -10.2 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。岐阜駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは岐阜駅で昨年に比べ +27.3 ％、単価は 28.8 万円/㎡となった。
上位 1 駅(岐阜駅)は +27.3 ％(単価 +6.2 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(蘇原駅)は -27.8 ％(単価 -2.5 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 24.2 年 → 2021年 17.0 年、-29.8 ％と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 45.5 ％ → 2021年 33.3 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2020年 20.2 分 → 2021年 22.8 分、+12.7 ％と増加)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった岐阜駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は28.8万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて +27.3％( +6.2万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 30 件(１年前(2020年)に比べて +200.0％( +20件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった蘇原駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は6.5万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて -27.8％( -2.5万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2020年)に比べて -50.0％( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
| JR高山本線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 岐阜駅 | 28.8万/㎡ (15.1年/74.8㎡) | 22.6万/㎡ (21.3年/84.5㎡) | 26.7万/㎡ (20.7年/70.9㎡) |
| 長森駅 | - | - | - |
| 那加駅 | 12.5万/㎡ (31.5年/80.0㎡) | - | - |
| 蘇原駅 | 6.5万/㎡ (46.5年/55.0㎡) | 9.1万/㎡ (37.5年/65.0㎡) | 13.7万/㎡ (25.0年/67.5㎡) |
| 各務ケ原駅 | - | - | - |
| 鵜沼駅 | - | 35.8万/㎡ (0年/95.0㎡) | 12.9万/㎡ (29.5年/70.0㎡) |
| 美濃太田駅 | - | - | - |
| 下呂駅 | - | - | - |
| 高山駅 | 16.3万/㎡ (31.5年/60.0㎡) | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
岐阜駅 28.8 万/㎡(昨年同期比 +27.3 ％)
岐阜駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は28.8万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて +27.3％( +6.2万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 30 件(１年前(2020年)に比べて +200.0％( +20件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 15.1年(昨年 21.3年から -29.2 ％減)。平均専有面積は 74.8 ㎡ (昨年 84.5 ㎡から -11.4 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 21.3 年 → 2021年 15.1 年、-29.2 ％と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 44.4 ％ → 2021年 30.0 ％)
蘇原駅 6.5 万/㎡(昨年同期比 -27.8 ％)
蘇原駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は6.5万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて -27.8％( -2.5万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2020年)に比べて -50.0％( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 46.5年(昨年 37.5年から +24.0 ％増)。平均専有面積は 55.0 ㎡ (昨年 65.0 ㎡から -15.4 ％減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 37.5 年 → 2021年 46.5 年、+24.0 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 50.0 ％ → 2021年 100.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示