【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2022年4月〜6月期のJR和歌山線 (王寺駅~五条駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は17.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -33.3%( -8.5万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 13 件(1年前(2021年)に比べて -43.5%( -10件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 27.3年(昨年 20.5年から +33.3 %増)。平均専有面積は 66.5 ㎡ (昨年 70.0 ㎡から -4.9 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。
上位 1 駅(王寺駅)は -32.9 %(単価 -8.9 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(高田駅)は -40.5 %(単価 -11.5 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 7.8 分 → 2022年 4.9 分、-37.3 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 22.7 % → 2022年 40.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 20.5 年 → 2022年 27.3 年、+33.3 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 52.4 % → 2022年 76.9 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった王寺駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は18.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -32.9%( -8.9万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(1年前(2021年)に比べて -41.7%( -5件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった高田駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は16.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -40.5%( -11.5万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2021年)に比べて -37.5%( -3件/㎡)と大幅に減少しています。)。
JR和歌山線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
王寺駅 | 18.1万/㎡ (25.6年/65.7㎡) | 27.0万/㎡ (18.5年/73.3㎡) | 18.2万/㎡ (21.8年/70.0㎡) |
志都美駅 | - | 11.1万/㎡ (28.6年/68.3㎡) | - |
香芝駅 | - | - | - |
高田駅 | 16.9万/㎡ (26.9年/70.0㎡) | 28.4万/㎡ (20.0年/65.6㎡) | 7.9万/㎡ (28.1年/65.0㎡) |
大和新庄駅 | - | - | - |
五条駅 | 9.1万/㎡ (41.3年/55.0㎡) | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
王寺駅 18.1 万/㎡(昨年同期比 -32.9 %)
王寺駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は18.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -32.9%( -8.9万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(1年前(2021年)に比べて -41.7%( -5件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 25.6年(昨年 18.5年から +37.9 %増)。平均専有面積は 65.7 ㎡ (昨年 73.3 ㎡から -10.4 %減)。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 18.2 % → 2022年 25.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 18.5 年 → 2022年 25.6 年、+37.9 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 54.5 % → 2022年 85.7 %)
高田駅 16.9 万/㎡(昨年同期比 -40.5 %)
高田駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は16.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -40.5%( -11.5万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2021年)に比べて -37.5%( -3件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 26.9年(昨年 20.0年から +34.5 %増)。平均専有面積は 70.0 ㎡ (昨年 65.6 ㎡から +6.7 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 4.4 分 → 2022年 2.8 分、-36.0 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 37.5 % → 2022年 80.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 20.0 年 → 2022年 26.9 年、+34.5 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 28.6 % → 2022年 80.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示