中古マンション相場の概況
2022年1月〜3月期のJR和歌山線 (王寺駅~大和新庄駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は19.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -1.7%( -0.3万円/㎡)と僅かに下落しています。売買数は 11 件(1年前(2021年)に比べて -15.4%( -2件/㎡)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 28.7年(昨年 21.0年から +36.4 %増)。平均専有面積は 72.3 ㎡ (昨年 67.3 ㎡から +7.4 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。王寺駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは王寺駅で昨年に比べ +81.0 %、単価は 25.4 万円/㎡となった。
上位 1 駅(王寺駅)は +81.0 %(単価 +11.4 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(志都美駅)は -29.6 %(単価 -3.2 万円/㎡)の下落。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 21.0 年 → 2022年 28.7 年、+36.4 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が増加(2021年 7.7 分 → 2022年 9.2 分、+19.4 %と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 61.5 % → 2022年 81.8 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった王寺駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は25.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +81.0%( +11.4万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった志都美駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は7.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -29.6%( -3.2万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて +100.0%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
JR和歌山線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
王寺駅 | 25.4万/㎡ (26.0年/75.0㎡) | 14.0万/㎡ (28.0年/61.2㎡) | 28.5万/㎡ (16.5年/72.5㎡) |
志都美駅 | 7.7万/㎡ (31.0年/80.0㎡) | 10.9万/㎡ (30.0年/65.0㎡) | - |
香芝駅 | - | - | - |
高田駅 | 20.2万/㎡ (29.8年/67.0㎡) | 25.2万/㎡ (18.4年/72.0㎡) | - |
大和新庄駅 | - | 23.0万/㎡ (13.0年/68.3㎡) | 24.3万/㎡ (12.0年/70.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
王寺駅 25.4 万/㎡(昨年同期比 +81.0 %)
王寺駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は25.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +81.0%( +11.4万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 26.0年(昨年 28.0年から -7.1 %減)。平均専有面積は 75.0 ㎡ (昨年 61.2 ㎡から +22.4 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 12.0 分 → 2022年 8.0 分、-33.3 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 % → 2022年 75.0 %)
志都美駅 7.7 万/㎡(昨年同期比 -29.6 %)
志都美駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は7.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -29.6%( -3.2万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて +100.0%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 31.0年(昨年 30.0年から +3.3 %増)。平均専有面積は 80.0 ㎡ (昨年 65.0 ㎡から +23.1 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 % → 2022年 100.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2021年 19.0 分 → 2022年 21.0 分、+10.5 %と増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示