【監修者】
不動産鑑定士
不動産鑑定事務所かつ宅地建物取引業者である(株)グロープロフィットの代表取締役を務める。 不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士 、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士の資格を有する。 不動産に関する相談を多数受けている。 続きを読む...
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2022年1月〜12月期のJR和歌山線 (王寺駅~大和新庄駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は18.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -28.5%( -7.5万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 27 件(1年前(2021年)に比べて -37.2%( -16件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 28.0年(昨年 18.7年から +49.8 %増)。平均専有面積は 70.0 ㎡ (昨年 66.9 ㎡から +4.7 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。全ての駅において下落した。王寺駅は、昨年から 20 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは高田駅で昨年に比べ -38.5 %、単価は 19.8 万円/㎡となった。
上位 1 駅(王寺駅)は -4.2 %(単価 -1.1 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(高田駅)は -38.5 %(単価 -12.4 万円/㎡)の下落。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 18.7 年 → 2022年 28.0 年、+49.8 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が増加(2021年 7.4 分 → 2022年 8.7 分、+17.5 %と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 51.2 % → 2022年 81.5 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった王寺駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は24.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -4.2%( -1.1万円/㎡)と小幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2021年)に比べて -66.7%( -10件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった志都美駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は8.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -23.5%( -2.5万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2021年)に比べて -20.0%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
JR和歌山線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
王寺駅 | 24.0万/㎡ (26.5年/72.0㎡) | 25.1万/㎡ (21.2年/66.7㎡) | 24.0万/㎡ (21.8年/66.9㎡) |
志都美駅 | 8.3万/㎡ (31.3年/80.0㎡) | 10.8万/㎡ (29.3年/68.0㎡) | 8.8万/㎡ (29.7年/70.0㎡) |
香芝駅 | - | - | - |
高田駅 | 19.8万/㎡ (27.6年/67.2㎡) | 32.2万/㎡ (15.0年/66.6㎡) | 13.2万/㎡ (26.1年/68.0㎡) |
大和新庄駅 | - | 23.4万/㎡ (13.1年/67.5㎡) | 19.6万/㎡ (12.4年/67.5㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
王寺駅 24.0 万/㎡(昨年同期比 -4.2 %)
王寺駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は24.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -4.2%( -1.1万円/㎡)と小幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2021年)に比べて -66.7%( -10件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 26.5年(昨年 21.2年から +25.0 %増)。平均専有面積は 72.0 ㎡ (昨年 66.7 ㎡から +8.0 %増)。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 13.3 % → 2022年 20.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 21.2 年 → 2022年 26.5 年、+25.0 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 64.3 % → 2022年 80.0 %)
高田駅 19.8 万/㎡(昨年同期比 -38.5 %)
高田駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は19.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -38.5%( -12.4万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 18 件(1年前(2021年)に比べて -5.3%( -1件/㎡)と弱含みに推移しています。)。
平均築年数は 27.6年(昨年 15.0年から +84.1 %増)。平均専有面積は 67.2 ㎡ (昨年 66.6 ㎡から +1.0 %増)。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2021年 31.6 % → 2022年 33.3 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 15.0 年 → 2022年 27.6 年、+84.1 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 4.3 分 → 2022年 6.1 分、+40.3 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 38.9 % → 2022年 77.8 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示