【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2023年1月〜3月期の名鉄豊川線 (国府駅～豊川稲荷駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 88.3万円/坪(26.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて +20.4％( +14.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(１年前(2022年)に比べて -40.0％( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 7.9年(昨年 19.2年から -58.8 ％減)。平均土地面積は 68.1 坪 (昨年 66.7 坪から +2.1 ％増)。平均建物面積は 35.2 坪 (昨年 35.4 坪から -0.6 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。全体的に上昇基調。八幡駅、稲荷口駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは八幡駅で昨年に比べ +70.4 ％、坪単価は 116 万円/坪となった。
上位 1 駅(八幡駅)は +70.4 ％(坪単価 +48.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(諏訪町駅)は -14.0 ％(坪単価 -11.3 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 19.2 年 → 2023年 7.9 年、-58.8 ％と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 30.8 ％ → 2023年 77.8 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった八幡駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 116万円/坪(35.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて +70.4％( +48.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2022年)に比べて -50.0％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった諏訪町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 69.3万円/坪(21.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて -14.0％( -11.3万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 4 件(１年前(2022年)に比べて -33.3％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 名鉄豊川線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 国府駅 | 94.5万/坪 (0年/45.4坪) | 81.6万/坪 (0年/44.4坪) | 63.6万/坪 (19.3年/76.8坪) |
| 八幡駅 | 116万/坪 (0.5年/46.9坪) | 68.1万/坪 (22.0年/56.3坪) | 68.5万/坪 (0年/31.8坪) |
| 諏訪町駅 | 69.3万/坪 (6.5年/90.8坪) | 80.6万/坪 (25.2年/83.9坪) | 92.1万/坪 (22.6年/42.9坪) |
| 稲荷口駅 | 86.0万/坪 (22.0年/55.2坪) | 51.4万/坪 (16.0年/68.8坪) | 110万/坪 (42.0年/66.6坪) |
| 豊川稲荷駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
八幡駅 116.1 万/坪(昨年同期比 +70.4 ％)
八幡駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 116万円/坪(35.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて +70.4％( +48.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2022年)に比べて -50.0％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 0.5年(昨年 22.0年から -97.7 ％減)。平均土地面積は 46.9 坪 (昨年 56.3 坪から -16.8 ％減)。平均建物面積は 31.0 坪 (昨年 37.3 坪から -16.9 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 22.0 年 → 2023年 0.5 年、-97.7 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が減少(2022年 16.2 分 → 2023年 14.0 分、-13.8 ％と減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 33.3 ％ → 2023年 100.0 ％)
諏訪町駅 69.3 万/坪(昨年同期比 -14.0 ％)
諏訪町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 69.3万円/坪(21.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて -14.0％( -11.3万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 4 件(１年前(2022年)に比べて -33.3％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 6.5年(昨年 25.2年から -74.2 ％減)。平均土地面積は 90.8 坪 (昨年 83.9 坪から +8.1 ％増)。平均建物面積は 38.3 坪 (昨年 36.8 坪から +4.1 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 25.2 年 → 2023年 6.5 年、-74.2 ％と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 16.7 ％ → 2023年 75.0 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 13.8 分 → 2023年 17.5 分、+26.8 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示