【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2024年1月〜3月期のJR山陰本線 (松江駅~出雲市駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は23.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -12.6%( -3.4万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 15 件(1年前(2023年)に比べて -81.9%( -68件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 18.1年(昨年 17.8年から +1.9 %増)。平均専有面積は 79.3 ㎡ (昨年 77.9 ㎡から +1.9 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 20 年以内の比較的新しい物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。松江駅は、昨年から 10 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは出雲市駅で昨年に比べ -34.7 %、単価は 19.2 万円/㎡となった。
上位 1 駅(乃木駅)は +0.9 %(単価 +0.2 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(出雲市駅)は -34.7 %(単価 -10.2 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2023年 48.1 % → 2024年 41.7 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2023年 14.7 分 → 2024年 17.6 分、+19.8 %と増加)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった乃木駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は26.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +0.9%( +0.2万円/㎡)と僅かに上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて -85.7%( -12件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった出雲市駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は19.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -34.7%( -10.2万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて -92.9%( -26件/㎡)と大幅に減少しています。)。
JR山陰本線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
松江駅 | 23.6万/㎡ (18.8年/74.5㎡) | 25.1万/㎡ (21.4年/73.2㎡) | 26.5万/㎡ (17.5年/75.4㎡) |
乃木駅 | 26.8万/㎡ (11.5年/80.0㎡) | 26.5万/㎡ (17.8年/82.5㎡) | 29.3万/㎡ (9.5年/77.1㎡) |
玉造温泉駅 | - | - | - |
直江駅 | - | - | - |
出雲市駅 | 19.2万/㎡ (22.0年/105㎡) | 29.4万/㎡ (12.8年/82.5㎡) | 23.5万/㎡ (17.0年/80.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
乃木駅 26.8 万/㎡(昨年同期比 +0.9 %)
乃木駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は26.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +0.9%( +0.2万円/㎡)と僅かに上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて -85.7%( -12件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 11.5年(昨年 17.8年から -35.2 %減)。平均専有面積は 80.0 ㎡ (昨年 82.5 ㎡から -3.0 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 17.8 年 → 2024年 11.5 年、-35.2 %と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 8.4 分 → 2024年 12.0 分、+43.6 %と大きく増加)
出雲市駅 19.2 万/㎡(昨年同期比 -34.7 %)
出雲市駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は19.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -34.7%( -10.2万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて -92.9%( -26件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 22.0年(昨年 12.8年から +72.7 %増)。平均専有面積は 105.0 ㎡ (昨年 82.5 ㎡から +27.3 %増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 12.8 年 → 2024年 22.0 年、+72.7 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 39.3 % → 2024年 50.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示