JR山陰本線 価格相場レポート

中古マンション相場の概況

2021年1月〜12月期のJR山陰本線 (松江駅出雲市駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は25.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +7.1%( +1.7万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 32 件(1年前(2020年)に比べて -11.1%( -4件/㎡)と不調に推移しています。)。

平均築年数は 17.7年(昨年 17.7年から -0.4 %減)。平均専有面積は 76.9 ㎡ (昨年 75.3 ㎡から +2.1 %増)。

近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全体的に上昇基調。出雲市駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは出雲市駅で昨年に比べ +24.4 %、単価は 32.9 万円/㎡となった。

上位 1 駅(出雲市駅)は +24.4 %(単価 +6.5 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(松江駅)は +4.1 %(単価 +1.0 万円/㎡)の下落。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 8.3 % → 2021年 15.6 %)

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2020年 43.8 % → 2021年 46.7 %)

駅ごとの中古マンション相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった出雲市駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は32.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +24.4%( +6.5万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2020年)に比べて -60.0%( -3件/㎡)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった乃木駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は24.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +10.4%( +2.3万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 4 件(1年前(2020年)に比べて +100.0%( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。

JR山陰本線(沿線・駅ごとの中古マンションについて)
JR山陰本線現状(2021)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
松江駅25.6万/㎡
(17.6年/75.8㎡)
24.6万/㎡
(19.1年/77.4㎡)
21.0万/㎡
(19.6年/70.4㎡)
乃木駅24.5万/㎡
(20.6年/80.0㎡)
22.2万/㎡
(18.1年/82.5㎡)
25.3万/㎡
(16.0年/75.0㎡)
玉造温泉駅-15.3万/㎡
(4.3年/57.5㎡)
-
直江駅---
出雲市駅32.9万/㎡
(7.8年/85.0㎡)
26.5万/㎡
(16.5年/68.0㎡)
-

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。

価格変動が大きかった駅について

出雲市駅32.9 万/㎡(昨年同期比 +24.4 %)

出雲市駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は32.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +24.4%( +6.5万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2020年)に比べて -60.0%( -3件/㎡)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 7.8年(昨年 16.5年から -52.8 %減)。平均専有面積は 85.0 ㎡ (昨年 68.0 ㎡から +25.0 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2020年 16.5 年 → 2021年 7.8 年、-52.8 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 16.6 分 → 2021年 63.5 分、+282.5 %と大きく増加)

松江駅25.6 万/㎡(昨年同期比 +4.1 %)

松江駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は25.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +4.1%( +1.0万円/㎡)と小幅に上昇しています。売買数は 26 件(1年前(2020年)に比べて -3.7%( -1件/㎡)と小幅に減少しています。)。

平均築年数は 17.6年(昨年 19.1年から -7.6 %減)。平均専有面積は 75.8 ㎡ (昨年 77.4 ㎡から -2.1 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が減少(2020年 25.3 分 → 2021年 21.7 分、-14.4 %と減少)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 3.7 % → 2021年 7.7 %)

価格下落要因

  • 築 6 年未満の築浅物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2020年 4.2 % → 2021年 4.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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