【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2022年10月〜12月期のJR和歌山線 (王寺駅~五条駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は17.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -44.0%( -13.6万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 17 件(1年前(2021年)に比べて +30.8%( +4件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 26.2年(昨年 14.8年から +76.8 %増)。平均専有面積は 72.4 ㎡ (昨年 72.7 ㎡から -0.5 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。
上位 1 駅(高田駅)は -41.7 %(単価 -12.4 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(王寺駅)は -45.4 %(単価 -15.2 万円/㎡)の下落。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 14.8 年 → 2022年 26.2 年、+76.8 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 4.7 分 → 2022年 9.0 分、+92.9 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 30.8 % → 2022年 76.5 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった王寺駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は18.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -45.4%( -15.2万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(1年前(2021年)に比べて +75.0%( +3件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった高田駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は17.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -41.7%( -12.4万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 9 件(前年比変わらず)。
JR和歌山線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
王寺駅 | 18.3万/㎡ (26.5年/72.9㎡) | 33.6万/㎡ (13.3年/71.2㎡) | - |
志都美駅 | 10.0万/㎡ (31.8年/80.0㎡) | - | 6.7万/㎡ (29.8年/60.0㎡) |
香芝駅 | - | - | - |
高田駅 | 17.3万/㎡ (25.4年/71.1㎡) | 29.7万/㎡ (15.5年/73.3㎡) | 12.2万/㎡ (30.8年/65.0㎡) |
大和新庄駅 | - | - | 14.9万/㎡ (12.8年/65.0㎡) |
五条駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
高田駅 17.3 万/㎡(昨年同期比 -41.7 %)
高田駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は17.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -41.7%( -12.4万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 9 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 25.4年(昨年 15.5年から +63.7 %増)。平均専有面積は 71.1 ㎡ (昨年 73.3 ㎡から -3.0 %減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 15.5 年 → 2022年 25.4 年、+63.7 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 4.1 分 → 2022年 7.8 分、+89.2 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 33.3 % → 2022年 66.7 %)
王寺駅 18.3 万/㎡(昨年同期比 -45.4 %)
王寺駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は18.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -45.4%( -15.2万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(1年前(2021年)に比べて +75.0%( +3件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 26.5年(昨年 13.3年から +99.7 %増)。平均専有面積は 72.9 ㎡ (昨年 71.2 ㎡から +2.3 %増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 13.3 年 → 2022年 26.5 年、+99.7 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 6.3 分 → 2022年 8.8 分、+38.2 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 25.0 % → 2022年 85.7 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示