中古マンション相場の概況
2021年1月〜3月期の近鉄名古屋線 (近鉄長島駅～伊勢中川駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は28.5 万円/㎡。中古マンション相場は１年前に比べて 8.8 万円増(+44.5 ％)と大幅に上昇。売買数は 21 件(１年前に比べて 6 件増(+40.0 ％)と大幅に増加。)。
平均築年数は 19.0 年(昨年 23.9 年から -20.5 ％減)。平均専有面積は 78.6 ㎡ (昨年 74.3 ㎡から +5.7 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。桑名駅、近鉄四日市駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは白子駅で昨年に比べ +109.3 ％、単価は 18.3 万円/㎡となった。
上位 1 駅(白子駅)は +109.3 ％(単価 +9.5 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(津駅)は -19.3 ％(単価 -6.4 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 23.9 年 → 2021年 19.0 年、-20.5 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 6.7 ％ → 2021年 19.0 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2020年 12.0 分 → 2021年 13.3 分、+11.1 ％と増加)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった近鉄四日市駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は42.1 万円/㎡。中古マンション相場は１年前に比べて 13.1 万円増(+45.2 ％)と大幅に上昇。売買数は 6 件(１年前に比べて 2 件増(+50.0 ％)と大幅に増加。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった白子駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は18.3 万円/㎡。中古マンション相場は１年前に比べて 9.5 万円増(+109.3 ％)と大幅に上昇。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
| 近鉄名古屋線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 近鉄長島駅 | - | - | - |
| 桑名駅 | 28.9万/㎡ (19.7年/78.3㎡) | 18.3万/㎡ (26.2年/84.0㎡) | 23.1万/㎡ (26.3年/70.0㎡) |
| 益生駅 | 16.9万/㎡ (14.0年/65.0㎡) | - | - |
| 伊勢朝日駅 | - | - | - |
| 川越富洲原駅 | - | - | 26.9万/㎡ (19.0年/86.7㎡) |
| 近鉄富田駅 | - | - | 20.0万/㎡ (29.0年/70.0㎡) |
| 霞ケ浦駅 | - | - | 13.3万/㎡ (28.0年/30.0㎡) |
| 阿倉川駅 | 15.8万/㎡ (31.0年/60.0㎡) | - | 15.0万/㎡ (27.0年/80.0㎡) |
| 川原町駅 | - | 14.3万/㎡ (32.0年/72.5㎡) | - |
| 近鉄四日市駅 | 42.1万/㎡ (15.5年/85.8㎡) | 29.0万/㎡ (19.8年/71.2㎡) | 18.6万/㎡ (28.4年/64.0㎡) |
| 新正駅 | - | - | - |
| 長太ノ浦駅 | 9.3万/㎡ (29.0年/75.0㎡) | - | - |
| 箕田駅 | - | - | - |
| 伊勢若松駅 | - | - | - |
| 千代崎駅 | - | - | - |
| 白子駅 | 18.3万/㎡ (17.7年/88.3㎡) | 8.7万/㎡ (30.0年/68.3㎡) | 15.6万/㎡ (20.0年/75.0㎡) |
| 鼓ケ浦駅 | - | - | - |
| 磯山駅 | - | - | - |
| 津駅 | 26.9万/㎡ (19.0年/76.0㎡) | 33.3万/㎡ (8.0年/60.0㎡) | 30.2万/㎡ (11.7年/80.0㎡) |
| 津新町駅 | - | - | 36.9万/㎡ (10.0年/65.0㎡) |
| 南が丘駅 | - | - | - |
| 久居駅 | 27.3万/㎡ (24.0年/55.0㎡) | - | - |
| 桃園駅 | - | - | - |
| 伊勢中川駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
白子駅 18.3 万/㎡(昨年同期比 +109.3 ％)
白子駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は18.3 万円/㎡。中古マンション相場は１年前に比べて 9.5 万円増(+109.3 ％)と大幅に上昇。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 17.7 年(昨年 30.0 年から -41.1 ％減)。平均専有面積は 88.3 ㎡ (昨年 68.3 ㎡から +29.3 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 30.0 年 → 2021年 17.7 年、-41.1 ％と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 ％ → 2021年 66.7 ％)
津駅 26.9 万/㎡(昨年同期比 -19.3 ％)
津駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は26.9 万円/㎡。中古マンション相場は１年前に比べて 6.4 万円減(-19.3 ％)と不調に推移。売買数は 5 件(１年前に比べて 4 件増(+400.0 ％)と大幅に増加。)。
平均築年数は 19.0 年(昨年 8.0 年から +137.5 ％増)。平均専有面積は 76.0 ㎡ (昨年 60.0 ㎡から +26.7 ％増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 8.0 年 → 2021年 19.0 年、+137.5 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 11.0 分 → 2021年 16.4 分、+49.1 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示
