【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2023年1月〜3月期の東海道新幹線 (豊橋駅~名古屋駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 88.3万円/坪(26.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて -2.6%( -2.4万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 68 件(1年前(2022年)に比べて +38.8%( +19件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 18.7年(昨年 16.7年から +12.0 %増)。平均土地面積は 96.5 坪 (昨年 66.0 坪から +46.1 %増)。平均建物面積は 64.5 坪 (昨年 51.9 坪から +24.1 %増)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。豊橋駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは豊橋駅で昨年に比べ +14.2 %、坪単価は 80.0 万円/坪となった。
上位 1 駅(豊橋駅)は +14.2 %(坪単価 +10.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(名古屋駅)は -48.2 %(坪単価 -218.3 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2022年 33.6 分 → 2023年 28.5 分、-15.0 %と減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2022年 33.3 % → 2023年 34.4 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2022年 16.7 年 → 2023年 18.7 年、+12.0 %と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 22.9 % → 2023年 28.1 %)
- 築 40 年を超える高経年物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2022年 14.6 % → 2023年 17.2 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった名古屋駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 234万円/坪(70.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて -48.2%( -218.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2022年)に比べて +50.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった豊橋駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 80.0万円/坪(24.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +14.2%( +10.0万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 61 件(1年前(2022年)に比べて +48.8%( +20件/坪)と大幅に増加しています。)。
東海道新幹線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
豊橋駅 | 80.0万/坪 (18.5年/99.4坪) | 70.0万/坪 (16.8年/71.8坪) | 77.1万/坪 (15.2年/53.7坪) |
三河安城駅 | 99.9万/坪 (11.8年/82.1坪) | 111万/坪 (9.2年/38.6坪) | 78.5万/坪 (9.5年/53.9坪) |
名古屋駅 | 234万/坪 (33.0年/55.5坪) | 452万/坪 (33.5年/30.3坪) | 240万/坪 (25.3年/153坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
豊橋駅 80.0 万/坪(昨年同期比 +14.2 %)
豊橋駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 80.0万円/坪(24.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +14.2%( +10.0万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 61 件(1年前(2022年)に比べて +48.8%( +20件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 18.5年(昨年 16.8年から +9.8 %増)。平均土地面積は 99.4 坪 (昨年 71.8 坪から +38.5 %増)。平均建物面積は 62.2 坪 (昨年 55.5 坪から +12.1 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 38.2 分 → 2023年 30.4 分、-20.4 %と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2022年 31.7 % → 2023年 35.1 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2022年 22.0 % → 2023年 26.3 %)
- 築 40 年を超える高経年物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2022年 14.6 % → 2023年 17.5 %)
名古屋駅 234.2 万/坪(昨年同期比 -48.2 %)
名古屋駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 234万円/坪(70.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて -48.2%( -218.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2022年)に比べて +50.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 33.0年(昨年 33.5年から -1.5 %減)。平均土地面積は 55.5 坪 (昨年 30.3 坪から +83.3 %増)。平均建物面積は 105.4 坪 (昨年 34.0 坪から +209.6 %増)。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 50.0 % → 2023年 66.7 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2022年 5.5 分 → 2023年 6.3 分、+15.2 %と増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示