【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年4月〜6月期のJR磐越西線 (郡山駅~徳沢駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 64.7万円/坪(19.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +11.4%( +6.6万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 53 件(1年前(2023年)に比べて -62.1%( -87件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 20.4年(昨年 24.9年から -17.7 %減)。平均土地面積は 97.4 坪 (昨年 97.0 坪から +0.3 %増)。平均建物面積は 41.4 坪 (昨年 48.8 坪から -15.3 %減)。
近年の取引物件の特徴は、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。郡山富田駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは郡山富田駅で昨年に比べ +27.3 %、坪単価は 102 万円/坪となった。
上位 1 駅(郡山富田駅)は +27.3 %(坪単価 +21.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(喜多方駅)は -14.2 %(坪単価 -1.8 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2023年 24.9 年 → 2024年 20.4 年、-17.7 %と減少)
- 駅からの平均距離が減少(2023年 39.9 分 → 2024年 35.8 分、-10.2 %と減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 24.4 % → 2024年 40.0 %)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 28.5 % → 2024年 20.0 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった郡山富田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 102万円/坪(30.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +27.3%( +21.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -83.3%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった喜多方駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.1万円/坪(3.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -14.2%( -1.8万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 4 件(1年前(2023年)に比べて -50.0%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
JR磐越西線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
郡山駅 | 77.8万/坪 (14.7年/93.2坪) | 68.2万/坪 (21.5年/84.6坪) | 71.4万/坪 (21.1年/82.0坪) |
郡山富田駅 | 102万/坪 (0年/59.0坪) | 80.2万/坪 (14.8年/58.2坪) | 61.9万/坪 (18.6年/75.6坪) |
喜久田駅 | 96.2万/坪 (1.3年/66.6坪) | - | 21.6万/坪 (39.8年/274坪) |
安子ケ島駅 | - | 4.4万/坪 (30.3年/148坪) | - |
磐梯熱海駅 | - | - | - |
中山宿駅 | - | - | - |
上戸駅 | - | 0.03万/坪 (0年/103坪) | - |
猪苗代湖畔駅 | - | - | - |
関都駅 | - | - | - |
川桁駅 | - | - | - |
猪苗代駅 | - | 36.5万/坪 (34.3年/112坪) | - |
翁島駅 | - | - | - |
磐梯町駅 | - | 9.3万/坪 (54.3年/163坪) | - |
東長原駅 | - | - | - |
広田駅 | - | 105万/坪 (-0.75年/59.0坪) | 2.9万/坪 (46.3年/79.4坪) |
会津若松駅 | 41.9万/坪 (39.5年/88.4坪) | 35.9万/坪 (32.3年/135坪) | 54.1万/坪 (24.9年/92.6坪) |
堂島駅 | - | - | - |
笈川駅 | - | - | - |
塩川駅 | - | 8.2万/坪 (44.3年/216坪) | 6.2万/坪 (49.3年/163坪) |
姥堂駅 | - | - | - |
会津豊川駅 | - | - | 10.3万/坪 (31.3年/182坪) |
喜多方駅 | 11.1万/坪 (37.3年/161坪) | 12.9万/坪 (44.1年/115坪) | 29.0万/坪 (32.7年/123坪) |
山都駅 | - | - | - |
荻野駅 | - | - | 3.1万/坪 (43.3年/69.6坪) |
尾登駅 | - | - | - |
野沢駅 | - | - | 2.8万/坪 (49.3年/182坪) |
上野尻駅 | 5.3万/坪 (0年/157坪) | - | - |
徳沢駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
郡山富田駅 102.2 万/坪(昨年同期比 +27.3 %)
郡山富田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 102万円/坪(30.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +27.3%( +21.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -83.3%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 59.0 坪 (昨年 58.2 坪から +1.3 %増)。平均建物面積は 33.3 坪 (昨年 35.3 坪から -5.7 %減)。
喜多方駅 11.1 万/坪(昨年同期比 -14.2 %)
喜多方駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.1万円/坪(3.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -14.2%( -1.8万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 4 件(1年前(2023年)に比べて -50.0%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 37.3年(昨年 44.1年から -15.5 %減)。平均土地面積は 161.1 坪 (昨年 115.1 坪から +39.9 %増)。平均建物面積は 43.9 坪 (昨年 35.8 坪から +22.5 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2023年 44.1 年 → 2024年 37.3 年、-15.5 %と減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 32.5 分 → 2024年 54.2 分、+66.9 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 28.6 % → 2024年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示