【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2023年10月〜12月期の養老鉄道 (桑名駅～多度駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 71.6万円/坪(21.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて +14.2％( +8.9万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 29 件(１年前(2022年)に比べて -9.4％( -3件/坪)と弱含みに推移しています。)。
平均築年数は 23.2年(昨年 26.0年から -10.7 ％減)。平均土地面積は 86.3 坪 (昨年 94.2 坪から -8.3 ％減)。平均建物面積は 55.5 坪 (昨年 43.8 坪から +26.8 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、築 20 年以内の比較的新しい物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。播磨駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは播磨駅で昨年に比べ +79.9 ％、坪単価は 111 万円/坪となった。
上位 1 駅(播磨駅)は +79.9 ％(坪単価 +49.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(多度駅)は -0.2 ％(坪単価 -0.2 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2022年 26.0 年 → 2023年 23.2 年、-10.7 ％と減少)
- 駅からの平均距離が減少(2022年 30.2 分 → 2023年 26.3 分、-12.8 ％と減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 24.1 ％ → 2023年 15.4 ％)
価格下落要因
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2022年 17.2 ％ → 2023年 15.4 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった播磨駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 111万円/坪(33.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて +79.9％( +49.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2022年)に比べて -75.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった桑名駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 69.7万円/坪(21.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて +1.2％( +0.9万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 20 件(１年前(2022年)に比べて -9.1％( -2件/坪)と弱含みに推移しています。)。
| 養老鉄道 | 現状(2023) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 桑名駅 | 69.7万/坪 (24.7年/95.1坪) | 68.9万/坪 (24.5年/91.1坪) | 72.1万/坪 (15.8年/61.9坪) |
| 播磨駅 | 111万/坪 (0.8年/49.9坪) | 61.8万/坪 (31.5年/143坪) | 8.3万/坪 (51.8年/393坪) |
| 下深谷駅 | - | 12.2万/坪 (39.8年/73.4坪) | - |
| 下野代駅 | - | 6.3万/坪 (40.8年/115坪) | - |
| 多度駅 | 71.3万/坪 (22.3年/70.4坪) | 71.5万/坪 (8.8年/58.5坪) | 93.8万/坪 (24.3年/237坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
播磨駅 111.2 万/坪(昨年同期比 +79.9 ％)
播磨駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 111万円/坪(33.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて +79.9％( +49.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2022年)に比べて -75.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 0.8年(昨年 31.5年から -97.6 ％減)。平均土地面積は 49.9 坪 (昨年 142.9 坪から -65.1 ％減)。平均建物面積は 33.3 坪 (昨年 50.7 坪から -34.3 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 31.5 年 → 2023年 0.8 年、-97.6 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 13.5 分 → 2023年 2.0 分、-85.2 ％と大きく減少)
多度駅 71.3 万/坪(昨年同期比 -0.2 ％)
多度駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 71.3万円/坪(21.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて -0.2％( -0.2万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 7 件(１年前(2022年)に比べて +133.3％( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 22.3年(昨年 8.8年から +154.2 ％増)。平均土地面積は 70.4 坪 (昨年 58.5 坪から +20.4 ％増)。平均建物面積は 39.1 坪 (昨年 33.8 坪から +15.7 ％増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2022年 8.8 年 → 2023年 22.3 年、+154.2 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示