【監修者】
不動産鑑定士
不動産鑑定事務所かつ宅地建物取引業者である(株)グロープロフィットの代表取締役を務める。 不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士 、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士の資格を有する。 不動産に関する相談を多数受けている。 続きを読む...
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2021年1月〜3月期の養老鉄道 (桑名駅~多度駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 82.3万円/坪(24.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +38.0%( +22.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 23 件(1年前(2020年)に比べて +9.5%( +2件/坪)と堅調に推移しています。)。
平均築年数は 12.6年(昨年 25.3年から -50.2 %減)。平均土地面積は 69.7 坪 (昨年 91.3 坪から -23.6 %減)。平均建物面積は 58.1 坪 (昨年 48.7 坪から +19.4 %増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく減少。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。桑名駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは桑名駅で昨年に比べ +39.5 %、坪単価は 88.1 万円/坪となった。
上位 1 駅(桑名駅)は +39.5 %(坪単価 +24.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(播磨駅)は -61.3 %(坪単価 -32.3 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 25.3 年 → 2021年 12.6 年、-50.2 %と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 35.3 % → 2021年 13.0 %)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 17.6 % → 2021年 13.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 21.4 分 → 2021年 34.0 分、+58.9 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 9.5 % → 2021年 4.3 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった桑名駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 88.1万円/坪(26.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +39.5%( +24.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 21 件(1年前(2020年)に比べて +31.2%( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった播磨駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 20.3万円/坪(6.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -61.3%( -32.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2020年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
養老鉄道 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
桑名駅 | 88.1万/坪 (11.7年/66.1坪) | 63.2万/坪 (22.1年/82.2坪) | 62.5万/坪 (24.4年/48.5坪) |
播磨駅 | 20.3万/坪 (15.0年/84.7坪) | 52.6万/坪 (20.0年/46.1坪) | - |
下深谷駅 | 23.5万/坪 (30.0年/127坪) | - | - |
下野代駅 | - | 51.2万/坪 (64.0年/303坪) | - |
多度駅 | - | 33.1万/坪 (39.0年/103坪) | 61.4万/坪 (17.5年/55.2坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
桑名駅 88.1 万/坪(昨年同期比 +39.5 %)
桑名駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 88.1万円/坪(26.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +39.5%( +24.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 21 件(1年前(2020年)に比べて +31.2%( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 11.7年(昨年 22.1年から -47.2 %減)。平均土地面積は 66.1 坪 (昨年 82.2 坪から -19.6 %減)。平均建物面積は 57.6 坪 (昨年 51.7 坪から +11.3 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 22.1 年 → 2021年 11.7 年、-47.2 %と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 30.8 % → 2021年 14.3 %)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 15.4 % → 2021年 9.5 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 24.3 分 → 2021年 35.9 分、+47.5 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 6.2 % → 2021年 4.8 %)
播磨駅 20.3 万/坪(昨年同期比 -61.3 %)
播磨駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 20.3万円/坪(6.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -61.3%( -32.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2020年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 15.0年(昨年 20.0年から -25.0 %減)。平均土地面積は 84.7 坪 (昨年 46.1 坪から +83.6 %増)。平均建物面積は 78.7 坪 (昨年 28.7 坪から +173.7 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 20.0 年 → 2021年 15.0 年、-25.0 %と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 7.0 分 → 2021年 14.0 分、+100.0 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示