【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年1月〜9月期の東京メトロ東西線 (浦安駅～西船橋駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 109万円/坪(32.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -20.4％( -27.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 18 件(１年前(2023年)に比べて -72.7％( -48件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 71.9 坪 (昨年 64.8 坪から +11.0 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 5 駅。ほとんどの駅において下落した。南行徳駅、妙典駅は、昨年から 10 ％以上の値下がり。最も値下がりしたのは行徳駅で昨年に比べ -48.4 ％、坪単価は 118 万円/坪となった。
上位 2 駅(原木中山駅、妙典駅)は -2.8 ％(坪単価 -4.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(行徳駅、西船橋駅)は -41.8 ％(坪単価 -69.3 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2023年 12.1 ％ → 2024年 11.1 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった妙典駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 144万円/坪(43.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -5.7％( -8.8万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 3 件(１年前(2023年)に比べて -57.1％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった西船橋駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 52.1万円/坪(15.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -35.3％( -28.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2023年)に比べて -80.0％( -12件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 東京メトロ東西線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 浦安駅 | 124万/坪 (30.3坪) | 165万/坪 (45.2坪) | 105万/坪 (41.8坪) |
| 南行徳駅 | 115万/坪 (39.8坪) | 125万/坪 (44.5坪) | 152万/坪 (65.3坪) |
| 行徳駅 | 118万/坪 (134坪) | 228万/坪 (70.9坪) | 155万/坪 (42.4坪) |
| 妙典駅 | 144万/坪 (70.1坪) | 153万/坪 (69.8坪) | 174万/坪 (86.2坪) |
| 原木中山駅 | 80.7万/坪 (260坪) | 80.7万/坪 (102坪) | 82.6万/坪 (121坪) |
| 西船橋駅 | 52.1万/坪 (40.8坪) | 80.5万/坪 (74.9坪) | 86.9万/坪 (66.6坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
原木中山駅 80.7 万/坪(昨年同期比 +0.1 ％)
原木中山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 80.7万円/坪(24.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +0.1％( +0.0万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -87.5％( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 260.2 坪 (昨年 101.5 坪から +156.2 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2023年 9.4 分 → 2024年 11.0 分、+17.3 ％と増加)
妙典駅 143.9 万/坪(昨年同期比 -5.7 ％)
妙典駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 144万円/坪(43.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -5.7％( -8.8万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 3 件(１年前(2023年)に比べて -57.1％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 70.1 坪 (昨年 69.8 坪から +0.4 ％増)。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 14.3 ％ → 2024年 33.3 ％)
行徳駅 117.6 万/坪(昨年同期比 -48.4 ％)
行徳駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 118万円/坪(35.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -48.4％( -110.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2023年)に比べて -66.7％( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 134.1 坪 (昨年 70.9 坪から +89.1 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 7.6 分 → 2024年 10.0 分、+32.4 ％と大きく増加)
西船橋駅 52.1 万/坪(昨年同期比 -35.3 ％)
西船橋駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 52.1万円/坪(15.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -35.3％( -28.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2023年)に比べて -80.0％( -12件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 40.8 坪 (昨年 74.9 坪から -45.5 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 11.7 分 → 2024年 17.3 分、+47.7 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示