【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年1月〜3月期の東京メトロ東西線 (浦安駅~西船橋駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 105万円/坪(31.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -34.2%( -54.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 9 件(1年前(2023年)に比べて -62.5%( -15件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 74.3 坪 (昨年 82.7 坪から -10.2 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。ほとんどの駅において下落した。妙典駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは妙典駅で昨年に比べ +61.9 %、坪単価は 198 万円/坪となった。
上位 1 駅(妙典駅)は +61.9 %(坪単価 +75.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(行徳駅)は -59.7 %(坪単価 -177.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 4.2 % → 2024年 11.1 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 9.5 分 → 2024年 12.0 分、+25.8 %と大きく増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった妙典駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 198万円/坪(60.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +61.9%( +75.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった西船橋駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 52.1万円/坪(15.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -29.4%( -21.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
東京メトロ東西線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
浦安駅 | 124万/坪 (30.3坪) | 164万/坪 (44.4坪) | 134万/坪 (44.6坪) |
南行徳駅 | 105万/坪 (25.7坪) | 162万/坪 (80.9坪) | 150万/坪 (33.3坪) |
行徳駅 | 119万/坪 (185坪) | 296万/坪 (62.6坪) | 122万/坪 (81.7坪) |
妙典駅 | 198万/坪 (90.8坪) | 123万/坪 (47.9坪) | 173万/坪 (82.4坪) |
原木中山駅 | - | 90.7万/坪 (130坪) | 72.3万/坪 (127坪) |
西船橋駅 | 52.1万/坪 (40.8坪) | 73.8万/坪 (150坪) | 76.1万/坪 (79.2坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
妙典駅 198.3 万/坪(昨年同期比 +61.9 %)
妙典駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 198万円/坪(60.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +61.9%( +75.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 90.8 坪 (昨年 47.9 坪から +89.5 %増)。
行徳駅 119.3 万/坪(昨年同期比 -59.7 %)
行徳駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 119万円/坪(36.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -59.7%( -177.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて -60.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 184.5 坪 (昨年 62.6 坪から +194.7 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 6.4 分 → 2024年 8.5 分、+32.8 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示