【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2020年7月〜9月期の伊予鉄郡中線 (松山市駅~新川駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は28.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて +58.3%( +10.6万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2019年)に比べて -25.0%( -2件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 16.0年(昨年 23.9年から -33.0 %減)。平均専有面積は 68.3 ㎡ (昨年 67.5 ㎡から +1.2 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 20 年以内の比較的新しい物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。松山市駅、土居田駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは土橋駅で昨年に比べ +108.2 %、単価は 22.3 万円/㎡となった。
上位 1 駅(土橋駅)は +108.2 %(単価 +11.6 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(松山市駅)は +66.2 %(単価 +14.2 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2019年 23.9 年 → 2020年 16.0 年、-33.0 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 8.4 分 → 2020年 5.7 分、-32.3 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 62.5 % → 2020年 16.7 %)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2019年 37.5 % → 2020年 33.3 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった松山市駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は35.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて +66.2%( +14.2万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2019年)に比べて -50.0%( -2件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった土橋駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は22.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて +108.2%( +11.6万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2019年)に比べて +100.0%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
伊予鉄郡中線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
松山市駅 | 35.7万/㎡ (15.5年/70.0㎡) | 21.5万/㎡ (26.3年/62.5㎡) | 40.7万/㎡ (12.0年/63.3㎡) |
土橋駅 | 22.3万/㎡ (17.5年/67.5㎡) | 10.7万/㎡ (24.5年/70.0㎡) | 21.9万/㎡ (22.0年/75.0㎡) |
土居田駅 | 28.2万/㎡ (15.0年/67.5㎡) | 16.2万/㎡ (20.5年/73.3㎡) | - |
余戸駅 | - | - | - |
鎌田駅 | - | - | - |
新川駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
土橋駅 22.3 万/㎡(昨年同期比 +108.2 %)
土橋駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は22.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて +108.2%( +11.6万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2019年)に比べて +100.0%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 17.5年(昨年 24.5年から -28.6 %減)。平均専有面積は 67.5 ㎡ (昨年 70.0 ㎡から -3.6 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2019年 24.5 年 → 2020年 17.5 年、-28.6 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 12.0 分 → 2020年 7.0 分、-41.7 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 100.0 % → 2020年 50.0 %)
松山市駅 35.7 万/㎡(昨年同期比 +66.2 %)
松山市駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は35.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて +66.2%( +14.2万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2019年)に比べて -50.0%( -2件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 15.5年(昨年 26.3年から -40.9 %減)。平均専有面積は 70.0 ㎡ (昨年 62.5 ㎡から +12.0 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2019年 26.3 年 → 2020年 15.5 年、-40.9 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 5.8 分 → 2020年 4.5 分、-21.7 %と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示