中古マンション相場の概況
2021年1月〜12月期の伊予鉄郡中線 (松山市駅~鎌田駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は20.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -26.9%( -7.7万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 29 件(1年前(2020年)に比べて +20.8%( +5件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 21.2年(昨年 16.8年から +25.6 %増)。平均専有面積は 71.4 ㎡ (昨年 72.9 ㎡から -2.1 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加、専有面積 60 平方メートル未満のDINKS・子供独立後の老後世帯を対象とした中規模物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。余戸駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは余戸駅で昨年に比べ +25.6 %、単価は 27.0 万円/㎡となった。
上位 1 駅(余戸駅)は +25.6 %(単価 +5.5 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(松山市駅)は -41.0 %(単価 -13.8 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 25.0 % → 2021年 37.9 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 16.8 年 → 2021年 21.2 年、+25.6 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が増加(2020年 8.1 分 → 2021年 9.1 分、+12.0 %と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 26.1 % → 2021年 35.7 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2020年 8.7 % → 2021年 7.1 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった余戸駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は27.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +25.6%( +5.5万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2020年)に比べて +200.0%( +4件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった土橋駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は19.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -10.5%( -2.3万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 9 件(1年前(2020年)に比べて +80.0%( +4件/㎡)と大幅に増加しています。)。
伊予鉄郡中線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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松山市駅 | 19.9万/㎡ (29.5年/63.8㎡) | 33.8万/㎡ (15.3年/72.9㎡) | 25.5万/㎡ (23.2年/61.4㎡) |
土橋駅 | 19.1万/㎡ (23.1年/68.9㎡) | 21.4万/㎡ (20.8年/71.0㎡) | 15.1万/㎡ (27.0年/71.7㎡) |
土居田駅 | 19.5万/㎡ (21.2年/71.1㎡) | 26.5万/㎡ (17.4年/73.0㎡) | 18.9万/㎡ (21.7年/75.0㎡) |
余戸駅 | 27.0万/㎡ (12.3年/78.3㎡) | 21.5万/㎡ (14.1年/77.5㎡) | - |
鎌田駅 | 17.6万/㎡ (22.8年/85.0㎡) | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
余戸駅 27.0 万/㎡(昨年同期比 +25.6 %)
余戸駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は27.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +25.6%( +5.5万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2020年)に比べて +200.0%( +4件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 12.3年(昨年 14.1年から -12.7 %減)。平均専有面積は 78.3 ㎡ (昨年 77.5 ㎡から +1.1 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2020年 14.1 年 → 2021年 12.3 年、-12.7 %と減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 16.5 分 → 2021年 10.5 分、-36.4 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 50.0 % → 2021年 66.7 %)
松山市駅 19.9 万/㎡(昨年同期比 -41.0 %)
松山市駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は19.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -41.0%( -13.8万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2020年)に比べて -66.7%( -8件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 29.5年(昨年 15.3年から +92.7 %増)。平均専有面積は 63.8 ㎡ (昨年 72.9 ㎡から -12.6 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2020年 7.4 分 → 2021年 6.2 分、-15.7 %と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 16.7 % → 2021年 50.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 15.3 年 → 2021年 29.5 年、+92.7 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 9.1 % → 2021年 25.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示