【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2021年1月〜3月期のJR福塩線 (福山駅～府中駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は29.4万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて +9.5％( +2.6万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 20 件(１年前(2020年)に比べて +42.9％( +6件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 16.3年(昨年 22.3年から -27.1 ％減)。平均専有面積は 74.2 ㎡ (昨年 67.9 ㎡から +9.4 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、専有面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。道上駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは道上駅で昨年に比べ +48.7 ％、単価は 42.2 万円/㎡となった。
上位 1 駅(道上駅)は +48.7 ％(単価 +13.8 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(福山駅)は +9.7 ％(単価 +2.6 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 22.3 年 → 2021年 16.3 年、-27.1 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が減少(2020年 15.0 分 → 2021年 13.2 分、-12.0 ％と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 14.3 ％ → 2021年 20.0 ％)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2020年 23.1 ％ → 2021年 26.3 ％)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった道上駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は42.2万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて +48.7％( +13.8万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2020年)に比べて -33.3％( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった福山駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は29.0万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて +9.7％( +2.6万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 17 件(１年前(2020年)に比べて +54.5％( +6件/㎡)と大幅に増加しています。)。
| JR福塩線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 福山駅 | 29.0万/㎡ (17.2年/74.4㎡) | 26.4万/㎡ (25.8年/66.8㎡) | 28.6万/㎡ (17.2年/71.1㎡) |
| 備後本庄駅 | - | - | - |
| 神辺駅 | - | - | - |
| 湯田村駅 | - | - | - |
| 道上駅 | 42.2万/㎡ (1.0年/67.5㎡) | 28.4万/㎡ (10.7年/71.7㎡) | 25.9万/㎡ (0年/85.0㎡) |
| 鵜飼駅 | - | - | - |
| 府中駅 | 10.9万/㎡ (32.0年/85.0㎡) | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
道上駅 42.2 万/㎡(昨年同期比 +48.7 ％)
道上駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は42.2万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて +48.7％( +13.8万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2020年)に比べて -33.3％( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 1.0年(昨年 10.7年から -90.6 ％減)。平均専有面積は 67.5 ㎡ (昨年 71.7 ㎡から -5.8 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 10.7 年 → 2021年 1.0 年、-90.6 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 16.0 分 → 2021年 21.0 分、+31.2 ％と大きく増加)
福山駅 29.0 万/㎡(昨年同期比 +9.7 ％)
福山駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は29.0万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて +9.7％( +2.6万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 17 件(１年前(2020年)に比べて +54.5％( +6件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 17.2年(昨年 25.8年から -33.4 ％減)。平均専有面積は 74.4 ㎡ (昨年 66.8 ㎡から +11.4 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 25.8 年 → 2021年 17.2 年、-33.4 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が減少(2020年 14.7 分 → 2021年 12.8 分、-13.3 ％と減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 30.0 ％ → 2021年 12.5 ％)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2020年 18.2 ％ → 2021年 17.6 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示