【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2024年4月〜6月期のJR関西本線 (桑名駅~河曲駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は23.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -24.1%( -7.5万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 8 件(1年前(2023年)に比べて -27.3%( -3件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 29.6年(昨年 17.7年から +67.3 %増)。平均専有面積は 76.2 ㎡ (昨年 82.7 ㎡から -7.8 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。
上位 1 駅(富田駅)は +0.2 %(単価 +0.1 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(桑名駅)は -20.3 %(単価 -5.8 万円/㎡)の下落。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 17.7 年 → 2024年 29.6 年、+67.3 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 7.1 分 → 2024年 9.2 分、+30.3 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 36.4 % → 2024年 50.0 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった富田駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は30.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +0.2%( +0.1万円/㎡)と僅かに上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった桑名駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は22.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -20.3%( -5.8万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(1年前(2023年)に比べて +40.0%( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。
JR関西本線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
桑名駅 | 22.8万/㎡ (31.7年/75.0㎡) | 28.6万/㎡ (21.3年/83.0㎡) | 21.4万/㎡ (25.3年/73.5㎡) |
富田駅 | 30.6万/㎡ (15.3年/85.0㎡) | 30.5万/㎡ (14.3年/95.0㎡) | 28.9万/㎡ (10.3年/90.0㎡) |
富田浜駅 | - | - | - |
四日市駅 | - | 34.1万/㎡ (14.9年/80.0㎡) | 19.0万/㎡ (31.8年/63.8㎡) |
南四日市駅 | - | - | - |
河曲駅 | - | - | 11.2万/㎡ (27.3年/65.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
富田駅 30.6 万/㎡(昨年同期比 +0.2 %)
富田駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は30.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +0.2%( +0.1万円/㎡)と僅かに上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 15.3年(昨年 14.3年から +7.0 %増)。平均専有面積は 85.0 ㎡ (昨年 95.0 ㎡から -10.5 %減)。
価格下落要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2023年 100.0 % → 2024年 100.0 %)
桑名駅 22.8 万/㎡(昨年同期比 -20.3 %)
桑名駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は22.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -20.3%( -5.8万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(1年前(2023年)に比べて +40.0%( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 31.7年(昨年 21.3年から +49.1 %増)。平均専有面積は 75.0 ㎡ (昨年 83.0 ㎡から -9.6 %減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2023年 60.0 % → 2024年 57.1 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 21.3 年 → 2024年 31.7 年、+49.1 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示