【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2023年4月〜6月期のJR関西本線 (桑名駅～河曲駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は31.3万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2022年)に比べて +51.7％( +10.7万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 11 件(１年前(2022年)に比べて -31.2％( -5件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 17.7年(昨年 26.1年から -32.2 ％減)。平均専有面積は 82.7 ㎡ (昨年 71.6 ㎡から +15.6 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、築 20 年以内の比較的新しい物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。桑名駅、四日市駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは四日市駅で昨年に比べ +80.1 ％、単価は 34.1 万円/㎡となった。
上位 1 駅(四日市駅)は +80.1 ％(単価 +15.2 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(富田駅)は +5.7 ％(単価 +1.6 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 26.1 年 → 2023年 17.7 年、-32.2 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が減少(2022年 8.3 分 → 2023年 7.1 分、-14.8 ％と減少)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 6.7 ％ → 2023年 20.0 ％)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった四日市駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は34.1万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2022年)に比べて +80.1％( +15.2万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(１年前(2022年)に比べて +25.0％( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった桑名駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は28.6万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2022年)に比べて +33.5％( +7.2万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(１年前(2022年)に比べて -50.0％( -5件/㎡)と大幅に減少しています。)。
| JR関西本線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 桑名駅 | 28.6万/㎡ (21.3年/83.0㎡) | 21.4万/㎡ (25.3年/73.5㎡) | 32.4万/㎡ (18.7年/80.6㎡) |
| 富田駅 | 30.5万/㎡ (14.3年/95.0㎡) | 28.9万/㎡ (10.3年/90.0㎡) | - |
| 富田浜駅 | - | - | 8.0万/㎡ (41.3年/75.0㎡) |
| 四日市駅 | 34.1万/㎡ (14.9年/80.0㎡) | 19.0万/㎡ (31.8年/63.8㎡) | 15.7万/㎡ (31.3年/70.0㎡) |
| 南四日市駅 | - | - | - |
| 河曲駅 | - | 11.2万/㎡ (27.3年/65.0㎡) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
四日市駅 34.1 万/㎡(昨年同期比 +80.1 ％)
四日市駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は34.1万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2022年)に比べて +80.1％( +15.2万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(１年前(2022年)に比べて +25.0％( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 14.9年(昨年 31.8年から -53.2 ％減)。平均専有面積は 80.0 ㎡ (昨年 63.8 ㎡から +25.5 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 31.8 年 → 2023年 14.9 年、-53.2 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が減少(2022年 7.2 分 → 2023年 6.2 分、-14.5 ％と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 100.0 ％ → 2023年 20.0 ％)
富田駅 30.5 万/㎡(昨年同期比 +5.7 ％)
富田駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は30.5万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2022年)に比べて +5.7％( +1.6万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 14.3年(昨年 10.3年から +39.0 ％増)。平均専有面積は 95.0 ㎡ (昨年 90.0 ㎡から +5.6 ％増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2022年 10.3 年 → 2023年 14.3 年、+39.0 ％と大きく増加)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2022年 100.0 ％ → 2023年 100.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示