【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2022年1月〜3月期の名古屋市上飯田線 (上飯田駅~平安通駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 111万円/坪(33.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -9.7%( -11.9万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて -84.6%( -11件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 51.0年(昨年 4.2年から +1127.8 %増)。平均土地面積は 90.0 坪 (昨年 32.3 坪から +178.2 %増)。平均建物面積は 41.6 坪 (昨年 30.4 坪から +36.9 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。平安通駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは平安通駅で昨年に比べ +34.2 %、坪単価は 201 万円/坪となった。
上位 1 駅(平安通駅)は +34.2 %(坪単価 +51.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(上飯田駅)は -82.5 %(坪単価 -96.8 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 13.5 分 → 2022年 8.0 分、-40.6 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 7.7 % → 2022年 50.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 4.2 年 → 2022年 51.0 年、+1127.8 %と大きく増加)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった平安通駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 201万円/坪(60.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +34.2%( +51.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった上飯田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 20.6万円/坪(6.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -82.5%( -96.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -90.9%( -10件/坪)と大幅に減少しています。)。
名古屋市上飯田線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
上飯田駅 | 20.6万/坪 (0年/16.6坪) | 117万/坪 (4.9年/34.1坪) | 86.7万/坪 (15.4年/38.9坪) |
平安通駅 | 201万/坪 (51.0年/163坪) | 150万/坪 (0年/22.7坪) | 118万/坪 (12.0年/45.4坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
平安通駅 201.2 万/坪(昨年同期比 +34.2 %)
平安通駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 201万円/坪(60.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +34.2%( +51.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 163.4 坪 (昨年 22.7 坪から +620.0 %増)。平均建物面積は 69.6 坪 (昨年 25.7 坪から +170.6 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 6.5 分 → 2022年 4.0 分、-38.5 %と大きく減少)
上飯田駅 20.6 万/坪(昨年同期比 -82.5 %)
上飯田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 20.6万円/坪(6.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -82.5%( -96.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -90.9%( -10件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 16.6 坪 (昨年 34.1 坪から -51.2 %減)。平均建物面積は 13.6 坪 (昨年 31.3 坪から -56.5 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2021年 14.7 分 → 2022年 12.0 分、-18.5 %と減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示