名古屋市上飯田線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2022年1月〜12月期の名古屋市上飯田線 (上飯田駅平安通駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 113万円/坪(34.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +0.5%( +0.6万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 16 件(1年前(2021年)に比べて -44.8%( -13件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 12.8年(昨年 6.1年から +108.3 %増)。平均土地面積は 57.2 坪 (昨年 37.3 坪から +53.2 %増)。平均建物面積は 40.4 坪 (昨年 44.3 坪から -8.6 %減)。

近年の取引物件の特徴は、土地面積 60 平方メートル未満のDINKS・子供独立後の老後世帯を対象とした中規模物件数が大きく増加、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。平安通駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは平安通駅で昨年に比べ +16.5 %、坪単価は 145 万円/坪となった。

上位 1 駅(平安通駅)は +16.5 %(坪単価 +20.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(上飯田駅)は -7.7 %(坪単価 -8.4 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 12.6 分 → 2022年 9.6 分、-23.8 %と大きく減少)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 10.3 % → 2022年 31.2 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2021年 7.4 % → 2022年 7.1 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2021年 6.1 年 → 2022年 12.8 年、+108.3 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 3.7 % → 2022年 14.3 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 66.7 % → 2022年 50.0 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった平安通駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 145万円/坪(43.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +16.5%( +20.6万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 5 件(1年前(2021年)に比べて -16.7%( -1件/坪)と不調に推移しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった上飯田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 101万円/坪(30.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -7.7%( -8.4万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 11 件(1年前(2021年)に比べて -52.2%( -12件/坪)と大幅に減少しています。)。

名古屋市上飯田線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
名古屋市上飯田線現状(2022)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
上飯田駅101万/坪
(12.6年/62.3坪)
110万/坪
(5.9年/33.9坪)
101万/坪
(7.7年/47.9坪)
平安通駅145万/坪
(13.2年/46.0坪)
125万/坪
(7.1年/50.4坪)
141万/坪
(7.4年/49.0坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

平安通駅145.3 万/坪(昨年同期比 +16.5 %)

平安通駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 145万円/坪(43.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +16.5%( +20.6万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 5 件(1年前(2021年)に比べて -16.7%( -1件/坪)と不調に推移しています。)。

平均築年数は 13.2年(昨年 7.1年から +87.0 %増)。平均土地面積は 46.0 坪 (昨年 50.4 坪から -8.8 %減)。平均建物面積は 38.6 坪 (昨年 74.7 坪から -48.4 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 7.0 分 → 2022年 4.8 分、-31.4 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2021年 7.1 年 → 2022年 13.2 年、+87.0 %と大きく増加)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 80.0 % → 2022年 50.0 %)

上飯田駅101.1 万/坪(昨年同期比 -7.7 %)

上飯田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 101万円/坪(30.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -7.7%( -8.4万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 11 件(1年前(2021年)に比べて -52.2%( -12件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 12.6年(昨年 5.9年から +112.8 %増)。平均土地面積は 62.3 坪 (昨年 33.9 坪から +83.6 %増)。平均建物面積は 41.1 坪 (昨年 37.3 坪から +10.1 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が減少(2021年 14.0 分 → 2022年 11.7 分、-16.2 %と減少)
  • 築 6 年未満の築浅物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2021年 9.1 % → 2022年 10.0 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2021年 5.9 年 → 2022年 12.6 年、+112.8 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 4.5 % → 2022年 10.0 %)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 4.5 % → 2022年 10.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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