【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2021年4月〜6月期のJR信越本線 (高崎駅~安中駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は23.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -21.0%( -6.2万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 27 件(1年前(2020年)に比べて +58.8%( +10件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 24.9年(昨年 20.5年から +21.3 %増)。平均専有面積は 64.1 ㎡ (昨年 62.1 ㎡から +3.2 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。北高崎駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは北高崎駅で昨年に比べ +78.0 %、単価は 18.8 万円/㎡となった。
上位 1 駅(北高崎駅)は +78.0 %(単価 +8.2 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(高崎駅)は -19.0 %(単価 -6.1 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 11.8 % → 2021年 14.8 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 20.5 年 → 2021年 24.9 年、+21.3 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2020年 52.9 % → 2021年 63.0 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった高崎駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は26.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -19.0%( -6.1万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 19 件(1年前(2020年)に比べて +26.7%( +4件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった北高崎駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は18.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +78.0%( +8.2万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(1年前(2020年)に比べて +250.0%( +5件/㎡)と大幅に増加しています。)。
JR信越本線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
高崎駅 | 26.1万/㎡ (23.8年/65.0㎡) | 32.3万/㎡ (19.3年/64.0㎡) | 15.4万/㎡ (29.5年/54.6㎡) |
北高崎駅 | 18.8万/㎡ (26.8年/67.9㎡) | 10.6万/㎡ (29.3年/47.5㎡) | - |
群馬八幡駅 | 6.0万/㎡ (30.3年/20.0㎡) | - | - |
安中駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
北高崎駅 18.8 万/㎡(昨年同期比 +78.0 %)
北高崎駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は18.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +78.0%( +8.2万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(1年前(2020年)に比べて +250.0%( +5件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 26.8年(昨年 29.3年から -8.3 %減)。平均専有面積は 67.9 ㎡ (昨年 47.5 ㎡から +42.9 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 16.0 分 → 2021年 12.1 分、-24.1 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 % → 2021年 57.1 %)
高崎駅 26.1 万/㎡(昨年同期比 -19.0 %)
高崎駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は26.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -19.0%( -6.1万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 19 件(1年前(2020年)に比べて +26.7%( +4件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 23.8年(昨年 19.3年から +23.4 %増)。平均専有面積は 65.0 ㎡ (昨年 64.0 ㎡から +1.6 %増)。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2020年 13.3 % → 2021年 15.8 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 19.3 年 → 2021年 23.8 年、+23.4 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 46.7 % → 2021年 63.2 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示