物件種別
対象路線
調査期間
中古マンション
2024年第1四半期
2024年1月3月

この記事は不動産鑑定士、宅地建物取引士により監修しています

記事監修:岩野 愛弓
【監修者】

宅地建物取引士・日商簿記2級

岩野 愛弓 (監修者)

注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...

中古マンション相場の概況

2024年1月〜3月期の筑豊電鉄線 (黒崎駅前駅筑豊直方駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は11.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -22.9%( -3.5万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 22 件(1年前(2023年)に比べて +22.2%( +4件/㎡)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 31.3年(昨年 28.7年から +9.3 %増)。平均専有面積は 69.8 ㎡ (昨年 75.0 ㎡から -7.0 %減)。

近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。永犬丸駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは永犬丸駅で昨年に比べ +83.3 %、単価は 18.8 万円/㎡となった。

上位 1 駅(永犬丸駅)は +83.3 %(単価 +8.6 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(今池駅)は -80.5 %(単価 -16.3 万円/㎡)の下落。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 12.8 分 → 2024年 8.0 分、-37.0 %と大きく減少)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 16.7 % → 2024年 4.5 %)

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 61.1 % → 2024年 90.9 %)

駅ごとの中古マンション相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった永犬丸駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は18.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +83.3%( +8.6万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて -33.3%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった今池駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は4.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -80.5%( -16.3万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。

筑豊電鉄線(沿線・駅ごとの中古マンションについて)
筑豊電鉄線現状(2024)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
黒崎駅前駅11.7万/㎡
(42.0年/60.0㎡)
--
西黒崎駅--26.7万/㎡
(16.0年/75.0㎡)
熊西駅13.8万/㎡
(28.4年/81.0㎡)
13.3万/㎡
(34.0年/75.0㎡)
-
萩原駅11.0万/㎡
(34.2年/69.0㎡)
15.8万/㎡
(25.5年/80.0㎡)
12.7万/㎡
(32.5年/87.5㎡)
穴生駅13.2万/㎡
(32.0年/50.0㎡)
17.5万/㎡
(29.0年/74.0㎡)
10.8万/㎡
(35.0年/73.8㎡)
森下駅---
今池駅4.0万/㎡
(34.0年/67.5㎡)
20.3万/㎡
(21.5年/87.5㎡)
7.8万/㎡
(32.0年/66.7㎡)
永犬丸駅18.8万/㎡
(22.0年/75.0㎡)
10.3万/㎡
(33.7年/65.0㎡)
15.6万/㎡
(22.0年/80.0㎡)
三ケ森駅-17.1万/㎡
(26.5年/75.0㎡)
22.1万/㎡
(20.8年/72.0㎡)
西山駅-4.6万/㎡
(38.0年/65.0㎡)
-
通谷駅7.7万/㎡
(35.0年/75.0㎡)
--
筑豊中間駅---
筑豊香月駅---
新木屋瀬駅8.7万/㎡
(27.0年/95.0㎡)
--
木屋瀬駅8.6万/㎡
(32.0年/70.0㎡)
-21.7万/㎡
(12.0年/60.0㎡)
感田駅--7.6万/㎡
(32.0年/70.0㎡)
筑豊直方駅---

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。

価格変動が大きかった駅について

永犬丸駅18.8 万/㎡(昨年同期比 +83.3 %)

永犬丸駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は18.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +83.3%( +8.6万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて -33.3%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 22.0年(昨年 33.7年から -34.6 %減)。平均専有面積は 75.0 ㎡ (昨年 65.0 ㎡から +15.4 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2023年 33.7 年 → 2024年 22.0 年、-34.6 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 17.5 分 → 2024年 4.0 分、-77.1 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 33.3 % → 2024年 50.0 %)

今池駅4.0 万/㎡(昨年同期比 -80.5 %)

今池駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は4.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -80.5%( -16.3万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 34.0年(昨年 21.5年から +58.2 %増)。平均専有面積は 67.5 ㎡ (昨年 87.5 ㎡から -22.9 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 14.0 分 → 2024年 8.5 分、-39.3 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2023年 21.5 年 → 2024年 34.0 年、+58.2 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 50.0 % → 2024年 100.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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