【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2020年7月〜9月期のJR総武本線 (千葉駅~横芝駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は44.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて +76.2%( +19.1万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 26 件(1年前(2019年)に比べて +44.4%( +8件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 21.6年(昨年 24.3年から -11.0 %減)。平均専有面積は 64.4 ㎡ (昨年 55.8 ㎡から +15.4 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 20 年以内の比較的新しい物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。千葉駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは千葉駅で昨年に比べ +95.8 %、単価は 57.4 万円/㎡となった。
上位 1 駅(千葉駅)は +95.8 %(単価 +28.1 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(都賀駅)は -25.1 %(単価 -9.3 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2019年 24.3 年 → 2020年 21.6 年、-11.0 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 83.3 % → 2020年 38.1 %)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 5.6 % → 2020年 3.8 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった千葉駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は57.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて +95.8%( +28.1万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 17 件(1年前(2019年)に比べて +142.9%( +10件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった東千葉駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は16.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて -16.9%( -3.4万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 5 件(1年前(2019年)に比べて +66.7%( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。
JR総武本線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
千葉駅 | 57.4万/㎡ (18.9年/64.4㎡) | 29.3万/㎡ (25.4年/40.7㎡) | 30.1万/㎡ (18.1年/58.0㎡) |
東千葉駅 | 16.5万/㎡ (28.1年/74.0㎡) | 19.8万/㎡ (23.9年/70.0㎡) | 16.9万/㎡ (35.5年/65.0㎡) |
都賀駅 | 27.7万/㎡ (20.5年/42.5㎡) | 36.9万/㎡ (20.5年/65.0㎡) | 18.5万/㎡ (28.0年/71.2㎡) |
四街道駅 | 17.1万/㎡ (22.5年/62.5㎡) | 21.3万/㎡ (23.9年/63.6㎡) | 30.3万/㎡ (16.5年/80.0㎡) |
佐倉駅 | - | - | - |
八街駅 | - | - | - |
成東駅 | - | - | - |
横芝駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
千葉駅 57.4 万/㎡(昨年同期比 +95.8 %)
千葉駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は57.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて +95.8%( +28.1万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 17 件(1年前(2019年)に比べて +142.9%( +10件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 18.9年(昨年 25.4年から -25.4 %減)。平均専有面積は 64.4 ㎡ (昨年 40.7 ㎡から +58.2 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2019年 25.4 年 → 2020年 18.9 年、-25.4 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が減少(2019年 15.7 分 → 2020年 13.8 分、-12.0 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 85.7 % → 2020年 25.0 %)
価格下落要因
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 14.3 % → 2020年 8.3 %)
都賀駅 27.7 万/㎡(昨年同期比 -25.1 %)
都賀駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は27.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて -25.1%( -9.3万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2019年)に比べて +100.0%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 20.5年(昨年 20.5年から +0.0 %減)。平均専有面積は 42.5 ㎡ (昨年 65.0 ㎡から -34.6 %減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 100.0 % → 2020年 50.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 3.0 分 → 2020年 9.0 分、+200.0 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 100.0 % → 2020年 50.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示