【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2020年4月〜6月期の伊勢鉄伊勢線 (四日市駅～津駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は20.3万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2019年)に比べて -30.2％( -8.8万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 23.9年(昨年 18.9年から +26.4 ％増)。平均専有面積は 73.3 ㎡ (昨年 78.3 ㎡から -6.4 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。
上位 1 駅(津駅)は -23.9 ％(単価 -7.4 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(四日市駅)は -55.6 ％(単価 -11.1 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2019年 12.5 分 → 2020年 10.5 分、-16.0 ％と減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2019年 18.9 年 → 2020年 23.9 年、+26.4 ％と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 33.3 ％ → 2020年 66.7 ％)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった津駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は23.5万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2019年)に比べて -23.9％( -7.4万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(１年前(2019年)に比べて -20.0％( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった四日市駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は8.9万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2019年)に比べて -55.6％( -11.1万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
| 伊勢鉄伊勢線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 四日市駅 | 8.9万/㎡ (34.3年/45.0㎡) | 20.0万/㎡ (28.3年/60.0㎡) | - |
| 南四日市駅 | 18.8万/㎡ (31.3年/85.0㎡) | - | - |
| 玉垣駅 | - | - | - |
| 津駅 | 23.5万/㎡ (19.5年/77.5㎡) | 30.9万/㎡ (17.1年/82.0㎡) | 32.1万/㎡ (16.3年/72.5㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
津駅 23.5 万/㎡(昨年同期比 -23.9 ％)
津駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は23.5万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2019年)に比べて -23.9％( -7.4万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(１年前(2019年)に比べて -20.0％( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 19.5年(昨年 17.1年から +14.4 ％増)。平均専有面積は 77.5 ㎡ (昨年 82.0 ㎡から -5.5 ％減)。
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2019年 17.1 年 → 2020年 19.5 年、+14.4 ％と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 20.0 ％ → 2020年 50.0 ％)
四日市駅 8.9 万/㎡(昨年同期比 -55.6 ％)
四日市駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は8.9万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2019年)に比べて -55.6％( -11.1万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 34.3年(昨年 28.3年から +21.2 ％増)。平均専有面積は 45.0 ㎡ (昨年 60.0 ㎡から -25.0 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 12.0 分 → 2020年 6.0 分、-50.0 ％と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2019年 100.0 ％ → 2020年 100.0 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2019年 28.3 年 → 2020年 34.3 年、+21.2 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示