【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2024年1月〜6月期のJR奥羽本線 (石川駅～青森駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は20.7万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて -10.5％( -2.4万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 14 件(１年前(2023年)に比べて -74.5％( -41件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 30.5年(昨年 26.3年から +16.1 ％増)。平均専有面積は 58.9 ㎡ (昨年 62.8 ㎡から -6.2 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。弘前駅、青森駅は、昨年から 5 ％以上の値下がり。最も値下がりしたのは弘前駅で昨年に比べ -13.6 ％、単価は 21.2 万円/㎡となった。
上位 1 駅(青森駅)は -11.2 ％(単価 -2.5 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(弘前駅)は -13.6 ％(単価 -3.3 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 2.5 ％ → 2024年 11.1 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2023年 26.3 年 → 2024年 30.5 年、+16.1 ％と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 60.0 ％ → 2024年 88.9 ％)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった弘前駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は21.2万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて -13.6％( -3.3万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 10 件(１年前(2023年)に比べて -47.4％( -9件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった青森駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は19.6万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて -11.2％( -2.5万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 4 件(１年前(2023年)に比べて -88.6％( -31件/㎡)と大幅に減少しています。)。
| JR奥羽本線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 石川駅 | - | 37.1万/㎡ (0年/70.0㎡) | - |
| 弘前駅 | 21.2万/㎡ (30.7年/56.5㎡) | 24.5万/㎡ (23.7年/62.4㎡) | 28.3万/㎡ (19.8年/75.8㎡) |
| 新青森駅 | - | - | - |
| 青森駅 | 19.6万/㎡ (30.3年/65.0㎡) | 22.0万/㎡ (26.8年/62.9㎡) | 19.2万/㎡ (27.5年/65.1㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
青森駅 19.6 万/㎡(昨年同期比 -11.2 ％)
青森駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は19.6万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて -11.2％( -2.5万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 4 件(１年前(2023年)に比べて -88.6％( -31件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 30.3年(昨年 26.8年から +12.9 ％増)。平均専有面積は 65.0 ㎡ (昨年 62.9 ㎡から +3.4 ％増)。
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2023年 26.8 年 → 2024年 30.3 年、+12.9 ％と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 60.6 ％ → 2024年 100.0 ％)
弘前駅 21.2 万/㎡(昨年同期比 -13.6 ％)
弘前駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は21.2万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて -13.6％( -3.3万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 10 件(１年前(2023年)に比べて -47.4％( -9件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 30.7年(昨年 23.7年から +29.6 ％増)。平均専有面積は 56.5 ㎡ (昨年 62.4 ㎡から -9.4 ％減)。
価格上昇要因
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 14.3 ％ → 2024年 20.0 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 23.7 年 → 2024年 30.7 年、+29.6 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が増加(2023年 11.7 分 → 2024年 13.7 分、+16.7 ％と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 57.1 ％ → 2024年 80.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示