中古マンション相場の概況
2021年1月〜3月期のJR奥羽本線 (石川駅~青森駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は17.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +10.2%( +1.6万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 7 件(1年前(2020年)に比べて -56.2%( -9件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 25.9年(昨年 25.0年から +3.3 %増)。平均専有面積は 67.1 ㎡ (昨年 52.5 ㎡から +27.9 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。弘前駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは弘前駅で昨年に比べ +53.5 %、単価は 17.8 万円/㎡となった。
上位 1 駅(弘前駅)は +53.5 %(単価 +6.2 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(青森駅)は -11.5 %(単価 -2.4 万円/㎡)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 13.9 分 → 2021年 17.6 分、+26.6 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2020年 61.5 % → 2021年 66.7 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった青森駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は18.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -11.5%( -2.4万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 4 件(1年前(2020年)に比べて -42.9%( -3件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった弘前駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は17.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +53.5%( +6.2万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2020年)に比べて -77.8%( -7件/㎡)と大幅に減少しています。)。
JR奥羽本線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
石川駅 | - | - | - |
弘前駅 | 17.8万/㎡ (31.0年/45.0㎡) | 11.6万/㎡ (25.4年/54.4㎡) | 33.7万/㎡ (0年/80.0㎡) |
新青森駅 | 11.2万/㎡ (32.0年/85.0㎡) | - | - |
青森駅 | 18.7万/㎡ (23.0年/73.8㎡) | 21.1万/㎡ (24.7年/50.0㎡) | 21.8万/㎡ (18.3年/66.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
弘前駅 17.8 万/㎡(昨年同期比 +53.5 %)
弘前駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は17.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +53.5%( +6.2万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2020年)に比べて -77.8%( -7件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 31.0年(昨年 25.4年から +22.4 %増)。平均専有面積は 45.0 ㎡ (昨年 54.4 ㎡から -17.3 %減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 25.4 年 → 2021年 31.0 年、+22.4 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 66.7 % → 2021年 100.0 %)
青森駅 18.7 万/㎡(昨年同期比 -11.5 %)
青森駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は18.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -11.5%( -2.4万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 4 件(1年前(2020年)に比べて -42.9%( -3件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 23.0年(昨年 24.7年から -6.9 %減)。平均専有面積は 73.8 ㎡ (昨年 50.0 ㎡から +47.5 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2020年 57.1 % → 2021年 50.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 12.1 分 → 2021年 16.5 分、+35.9 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示