【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2021年7月〜9月期のJR奥羽本線 (石川駅～青森駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は14.9万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて -31.3％( -6.8万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 12 件(１年前(2020年)に比べて +33.3％( +3件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 30.2年(昨年 26.1年から +15.5 ％増)。平均専有面積は 62.9 ㎡ (昨年 60.0 ㎡から +4.9 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。
上位 1 駅(青森駅)は -21.8 ％(単価 -3.8 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(弘前駅)は -27.4 ％(単価 -6.5 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 19.0 分 → 2021年 14.7 分、-22.8 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2020年 26.1 年 → 2021年 30.2 年、+15.5 ％と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2020年 80.0 ％ → 2021年 90.9 ％)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった弘前駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は17.2万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて -27.4％( -6.5万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(１年前(2020年)に比べて -33.3％( -2件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった青森駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は13.7万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて -21.8％( -3.8万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 8 件(１年前(2020年)に比べて +166.7％( +5件/㎡)と大幅に増加しています。)。
| JR奥羽本線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 石川駅 | - | - | - |
| 弘前駅 | 17.2万/㎡ (25.5年/63.8㎡) | 23.7万/㎡ (30.0年/63.3㎡) | 19.1万/㎡ (22.5年/70.0㎡) |
| 新青森駅 | - | - | - |
| 青森駅 | 13.7万/㎡ (31.9年/62.5㎡) | 17.5万/㎡ (23.5年/53.3㎡) | 25.3万/㎡ (20.7年/63.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
青森駅 13.7 万/㎡(昨年同期比 -21.8 ％)
青森駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は13.7万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて -21.8％( -3.8万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 8 件(１年前(2020年)に比べて +166.7％( +5件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 31.9年(昨年 23.5年から +35.6 ％増)。平均専有面積は 62.5 ㎡ (昨年 53.3 ㎡から +17.2 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 23.7 分 → 2021年 13.6 分、-42.4 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 23.5 年 → 2021年 31.9 年、+35.6 ％と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 66.7 ％ → 2021年 100.0 ％)
弘前駅 17.2 万/㎡(昨年同期比 -27.4 ％)
弘前駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は17.2万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて -27.4％( -6.5万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(１年前(2020年)に比べて -33.3％( -2件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 25.5年(昨年 30.0年から -15.0 ％減)。平均専有面積は 63.8 ㎡ (昨年 63.3 ㎡から +0.7 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2020年 30.0 年 → 2021年 25.5 年、-15.0 ％と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 ％ → 2021年 66.7 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示